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新刊、新譜、意識の流れ。2023_11_05

●日アサ、ティップネス。13分走って胸腹腕ルーティン。昨日に続き、ユニバーサル・ミュージック・ワールド・ダンスはNOTD「AM:PM」、2ブロック目7回目。超人気インストラクターなのに空席が出ている。来週の予約も埋まっていない。長く続いたユニバ人気に異変でも起きているんだろうか。秒争いの予約がラクになるならそれに越したことはないけれど、まあそんなこともないでしょう。振り返れば2016年からのプログラムで、コロナも乗り切り8年も続いているので、これからも何も変わらず(インストラクターも変わらず)続くことを願うばかり。8年も踊ってんだ……。
●午後、『下剋上球児』の録画を見終わったあと昨日に引き続き、金原ひとみの「腹を空かせた勇者ども」。「人の連帯とか協力とか、仲間とか支え合いみたいな言葉が生理的に受けつけられないママに育てられたせいか、私はナチュラルに「人はみんな一人」的な考え方をしていたけど……」からの始まり、母親からの電話で一転するくだりはめちゃくちゃ面白くこの小説の真骨頂。すべてを絆(きずな)的なもの言いで回収することに異和を感じる(私のような)人間に、的を射た言葉で一定の座席を認めたので、良いこと言うなあと気を緩ませていたら、まったく予期しなかった怒涛の展開が始まる。個人主義vs絆主義の構図になっているのかもしれないけどそんな読み筋はどうでもよく、なんしか主人公玲奈の圧巻の思弁の加速と、それを堰き止めんとする母親の哲学ディベートを楽しめばよい。さすが小説怪獣である。
●流していたのは情報の少ない謎アーティストEmpty CountryのたぶんセカンドAL『Empty Country II 』。Pitchfork によると「フィラデルフィアからニューイングランドの田舎への引っ越しとそれに伴いきたカルチャーショックからインスピレーションを得ています」、「オルガン、仏教の寺院の鐘、バーチャイム、管状の鐘など、さまざまな「奇妙なマイク、アンプ、奇妙なオーケストラ楽器」で構成され」ってことだけどアンビエントなんかではなく、かっこいいインディフォーク&ロック。かっこいい。
● 日シリを待ってたらTwitterで昨日の情報7daysで中継していた尼崎の虎キチ酒屋の映像が流れてきた。写りこんでいたのはジャビットくんの首吊り。一部の阪神ファンはこんなふうにぬいぐるみの首に紐かけて、吊し上げたり、泥々になるまで引き摺って歩いたりするんだけど、これ人間の歴史的にどれだけ酷いことやってるか冷静に考えてほしい。そんな阪神ファンを見るのが好きな人がいるようななら、軽はずみなことは言えないけど、同じ穴のムジナですよ。
●「軽はずみ」という言い回しが思い出せなかったのでchatGTPに訊いたプロンプトは以下。「(※)なことは言えない」という言い方の(※)に当てはまる言葉を5つ挙げてください。意味合いとしては「いい加減なことは言えない」に近いもので」。結果は「1. でたらめ 2. 軽率な 3. 不誠実な 4. 的外れな 5. 誤った」で、このうち「軽率な」の類語から「軽はずみ」に到達。
●気を取り直して日本シリーズ。うーんワンサイド。総動員を期待してたんだけどなあ。由伸がベンチに入ってたら少しは展開変わったかな。まあ、シーズンで阪神の強さを目の当たりにしてるだけに最初から決まってたじゃんということでもある。9回の桐敷起用にはちょっと感動した。まさに集大成。来期も我が軍は勝てる気がせんわ。でもミエちゃん出して成績にちなんだ暴れ方させたかったなあ。ともあれ38年ぶりおめでとうございます。
●だからといってドラマをためるわけにもいかないんで『家康』だけは見ておくことに。関ヶ原前夜は、いろんな形で何回も見ているのに面白い。真田の件は、真田丸の裏返しで見てしまう。コバヤンも登場した。来週、天下分け目。ドラマとしては残り5回ぐらい?真田丸を陥すところもやるのかな。ちなみに真田丸はユニバと同じ2016年。
●スカイAで優勝特番をやっていたが、会見とビールかけ少しだけ見て寝ることに。攻略のキーマンはやっぱりチッキーと恐怖の8番やな。ちなみに関西ではほぼすべての局が特番を組んでいたもよう。
●ベッドではコクヨの発行する『WORKSIGHT 21 』。特集は、詩のことば。前号でこの雑誌が「もはや何を目指しているのかわからない」と称した、その先には「詩」があった。すばらしすぎる。
●ところで目袋三脂肪って3倍3分法みたいやな。

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