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建築小話『足の裏の米粒』

一級建築士の資格には異名があって
『足の裏の米粒』と言われています。

そのココロは

中々取れない。取っても食えない

取得するのはしんどい癖に、せっかく合格しても中々職にありつけないって意味です。

うるせえ!!やかましいわ笑

私も前職では建設業界に勤めていましたが10人くらいの人にその異名を言われた覚えがありましたね。

でもその10人に反論したい

足の裏に米粒つけたままよりいいだろ。足の裏に米粒つけたまま、建築の道を目指すんか。その米粒気にならんのか??

です

もっと言えば、そんなことを言う人は総じて資格を持っていない人。持っている人は仮に思っていたとしても、言う人は少ない

確かに資格を持っているだけでは意味はなく、それをどう活かすかです。運転免許を持っていたとしても、車も買わずに運転もしなければ意味はないのと同じ。

だけども運転免許は身分証明という素晴らしい役割を持っていますよね。これは運転とは違う効力です。

建築士免許にも運転(つまり設計業務)以外に素晴らしい役割を持っており、周りの人に建築士なの??おおすげえ!!感を与えるという、一味違う身分証明という役割を持っています。

今思えば転職した時は本当に資格持っててよかった。多少畑違いの業者に転職したので、当時は周りについて行くのが精一杯。中途なのに知識能力は新人とどっこいです。ただこの資格を持っていることで、その一部分に関して言えば周囲の反応は他の新人とは少し違います。

あと私の友人も言ってましたが、一級建築士になって地味に嬉しかったことの1つは『名刺に一級建築士と載ったこと』らしい

たしかに名刺交換でお相手にインパクトを残すことができますからね。これも重要ですよね

このように資格って実際の効力以外にも、印象的な意味でも違った効用があるんです

資格取得は意味ないことはない

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