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四十八文字の話『タ』「単一」民族?「多」民族?日本人の戦い方の面から①

皆さん、日本は勿論、世界中の各民族にはそれぞれ各民族の得意分野(文化)がありますよね。例えば、平野に住み田畑等の土地を耕して作物を育てている「農耕民族」。山々の生き物を狩猟し、牧畜などをして山岳を往来して暮らす「山岳民族」。舟を操縦し、魚の群れを追いかけ、また外国との貿易等を生業とする「海洋民族」等々。世界中の各民族は古代からその自分達の特徴、得意分野(文化)で継承して生きてきました。そしてそういった各民族の得意分野の最たるもの、現象がすごく分りやすく表れるのが「各々の民族の戦い方❗」だと思われます。


◯我が日本民族は、何が得意分野‼️なんでしょうかね?


「海」てすかね?「山」ですかね?


これらをお話する前に面白い有力情報が有ります。それは、日本の「自衛隊」が、今現在外国でどう評価されいるのか?まずその実例を述べさせて頂きます🙇

実際「実力」はどうなのか?

これらの事が推察出来れば、「日本人」の得意分野(文化)が分かるのではないのかと思います。で、この点について、外国に語り継がれる「自衛隊」の逸話を下記に紹介します。

⚪自衛隊員 談「いいえ、私達は【特殊部隊】などではなく、【通常部隊】なんですけど...😁」


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アメリカで開催された、戦車部隊の合同訓練での出来事。アメリカ軍、欧州各国の部隊、そして陸上自衛隊の「戦車部隊」が参加しました。流石に各国の選りすぐりを集めただけあってハイレベルの訓練となりました。そして最終日、各国対抗「的当て」の競争を実施する事になりました。

やはり「的」に当てる技術も各国レベルが高くて、勝負は拮抗してました。そこに登場した陸上自衛隊。「的」に目掛けて次々と撃たれる砲弾。最初は「的」に当たる度にヤンヤの歓声をあげていた各国軍隊がどうしたかことか、段々と静まっていきます。

それは何故か?それはそのあまりにも高く、常識では考えられないくらいの「命中率」の高さ❗。各国軍隊の猛者達が「息を飲む」ほど❗

終わってみると、やはり自衛隊のダントツ一位🥇。この時一体何発の砲弾を撃ったのかは私の記憶に残っていませんが、例えば100発撃ったとしたら、その命中の数は

99発❗実に命中率「99%」です❗


これを見ていたアメリカ軍司令官。そのあまりにも高い「命中率」に驚き、自衛隊に向かってこう言いました。

○米司令官「どうして日本だけ、この訓練に【特殊部隊】を派遣したのか?あまりに不公平ではないか?」

○自衛官「いいえ、私達は【特殊部隊】などではなく、【通常部隊】なんですけれども...😁」

○米司令官「…………⁉️」


そして表彰式。見事一位に輝いた「陸上自衛隊」。ですが自衛官達は何やら納得のいかない顔。これを変に思った各国軍隊。

○各国軍隊「どうした?君達がチャンピオンだぞ。嬉しくないのか?」

○自衛官「はい、有難うございます。ですがどうしてあの時、あの【一発❗】を外してしまったのか?それを思うと悔しくて、悔しくて」


それを聞いた各国軍隊はこう思ったそうです。

「たとえ何があっても、こいつら(陸上自衛隊)とは絶対戦いたくない❗」と。



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この時の戦車部隊が日本のどちらの部隊かは定かではないですが、それにしても、凄い「武勇伝」デスヨネ。

◯「士魂部隊」(第十一戦車連隊)が北海道を救った❗


ところでこの記事の上部に掲載させて頂いている二枚の戦車部隊の写真。これを見て何かお気付きでしょうか?

そうです。戦車に描かれている「士魂」(しこん)の文字。これは陸上自衛隊の中でも、北海道北恵庭駐屯地に配属されている「第十一戦車隊」だけが許されている「シンボルマーク」事です。ではどういった意味があるのか?

それは「第十一戦車隊」の漢数字「十一」だけを取り、「十」 + 「一」 = 「士」。「武士」の「士」。つまり「武士の魂」「士魂」を表しています。


これはこの部隊だけの伝統なのですが、どうしてこういった「伝統」が伝わっているのか?


🌺すいません🙏。この記事のテーマから少し外れますが、皆さんには【是非とも❗】その事を知って頂きたく。下記に記しますので、何卒宜しくお願いします。


🌺昭和20年8月15日のポツダム宣言受諾により、戦闘行為を停止、武装解除に応じる各地の日本軍。

しかし、当時の日本固有の領土であった「千島列島」(現在は、ロシア領クリル列島)の最北端「占守島」(シュムシュとう)は日本領土なのでまだ「武装解除」はしてなかっのですが「帰還命令」が出される事になり、「占守島」に駐屯している戦車隊をはじめとする「日本陸軍」はその準備に追われます。


占守島の位置

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戦争には負けましたが、「無事に生きて懐かしい故郷に帰れる❗」、と言う気持ちを兵隊達は胸に抱いていた事でしょうね☺️

ところが8月18日、突如として「旧ソ連軍」が不当にも攻めてきました。目的は最北端「占守島」を足掛かりにし「千島列島」を南下して「北海道を占領する事‼️」。


ポツダム宣言受諾で日本軍が戦わない状態なのをよい事に、まるで「火事場泥棒」的な卑劣なやり方です。


○ソ連の行為は「国際法」違反❗

実は私、大学時代「法学部」に在籍していたため、「国際法」についても多少勉強しました。なのでここでハッキリと言わせて頂きます🙇

この時の「旧ソ連軍」の行為は「国際法違反❗」、国家ぐるみの犯罪です❗


8月15日に太平洋戦争が事実上終わっておりました。そしてその三日後の出来事ですので「太平洋戦争」の後に発生した「全く新しい戦争‼️」である、と言う扱いになります。

「太平洋戦争で悪い事をしたし、多数の【A級戦犯】も出したのだから仕方ないだろう。」と思われている方もいらっしゃると思います。「戦犯」についても色々と言いたい事は有りますが🙇、たとえ百歩譲ってもその【A級戦犯】については、飽くまで「太平洋戦争という【枠内】での話」。この時の旧ソ連の行為は「太平洋戦争の【枠外】」、全く別次元の「侵略戦争‼️」です。

これは何も私の意見ではなく、「国際法」においての常識です。

ましてや当時、日本と旧ソ連の間には「日ソ中立条約」が結ばれていました。これはその「約束事を平気で破った」事であり、今流行りのTVクイズ番組によく出てくる「東大生」ではなくとも、中学生レベルで十分に理解出来る😁、明らかな外交上の「条約違反‼️」です。


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すいません🙏。話を戻します。

「敵、来襲!」の一報を受け、「占守島」に駐屯していた戦車部隊、通称「池田戦車連隊」はすぐに出動します。

この「池田戦車連隊」、正式名称「戦車第十一連隊」と言います。そうです。この連隊が大元の「士魂」部隊です。


「武人」の様な雰囲気を醸し出しながらも、決して偉そうな態度を振る舞わず、部隊員達に慕われていた連隊長「池田末男」(いけだすえお)少将

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更にこの当時「占守島」には民間の「缶詰工場」がありました。

そしてそこには、約四百人もの女子工員がおり、彼女達が無事に北海道本島に避難出来るまでの「時間稼ぎ」が必要でした。



○「池田戦車連隊」と会津「白虎隊」との深い関係


ここで少し話を深めます❗。意外な事にこの「池田戦車連隊」と会津「白虎隊」には、深い関係性が有ります。下記の書籍を是非ともご覧下さい。



「白虎隊精神秘話」 著者「飯盛正日」

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この書籍の著者「飯盛正日」(いいもりまさにち)氏は、嘗て会津に聳える霊峰、そして「白虎隊」の自刃の地ともなった「飯盛山」に鎮座する神社の宮司の家系で、重要文化財「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう : 通称「さざえ堂」)を所有していた家柄の方です。私がこの書籍を購入した約二十五年程前は土産物、民芸品店「山主飯盛本店」の代表で在られました。


重要文化財「さざえ堂」

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山主飯盛本店

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山主飯盛分店

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ですがどうして「白虎隊」の書籍の中に「池田戦車連隊」の話が出てくるのか?、最初は分からなかったのですが、読んでみると大変よく理解出来ました。


尚、この書籍の内容は、嘗て「東大一直線」や「おぼっちゃまくん」などを描いてきた人気マンガ家「小林よしのり」さんが主筆してます雑誌「ゴーマニズム宣言」にも描かれています。ご覧下さい。


マンガ家 小林よしのり氏

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そして有名な場面。

書籍によると、対旧ソ連の攻撃に対応するため出動した「池田戦車連隊」。途中の要所で戦車を止めて、隊員達を一堂に集め、池田連隊長はこう訓示します。


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◎解説 

「赤穂浪士の様に本懐(主君の仇討ち)を遂げるために、一年もの間、我慢を重ねるか?」 → 【今はとりあえず、旧ソ連軍とは戦ずにして、次の機会を待つ、という意味】

「白虎隊の様に玉砕を覚悟して民族の防波堤となり、後世の歴史に問わんとするか?」 → 【命を賭けて、全力で旧ソ連軍と戦う。そして我々の取った行動は、「白虎隊」の様に後世に長く語り継がれる事を信じよう、という意味】

そして最後に連隊長は、この様に仰ります。「赤穂浪士とならんとするものは一歩前に出よ。白虎隊にならんとするものは手を挙げよ‼️」っと。


ほんの先ほどまで「無事に生きて故郷に帰れる❗」と、喜んでいた隊員達の笑顔🙋を見ていた池田連隊長。この時は、どんなに辛い心情であったのでしょうか?

ですが、間違いなく敵が目前に迫って来ている、そして約四百人もの女性達を無事に逃がさなければならない。「赤穂浪士」の様に「一年間」など待っていられません。


🌺後日談【その後、四百人の女性達は、無事に船で北海道本島に着きました。良かった、良かった🙆】


胸がひしひしと苦しむ連隊長。その連隊長が目の前で見たものは

隊員達の「全員挙手‼️」の姿。


この姿を見た連隊長、すぐに「全員、進め」と号令❗旧ソ連軍との戦いに向かいます。


結果、この戦いにおいては、日本側の死者「八百」名に対し、旧ソ連の死者は「三千」名、日本の大勝利でした。


ですが、この戦いで先頭に立ち、率先して連隊を率いた池田連隊長の乗った戦車は旧ソ連軍の対戦車砲を被弾し、連隊長は戦死。また日本は飽くまで敗戦国ですので、のちに武装解除。

そしてこの戦いに「民族の防波堤とならん」「白虎隊」の精神を持って奮闘した隊員達の殆んどは、この後、極寒の「シベリア」に抑留されてしまいます。


つまりこの一件の当事者達が生き残れなかったため、「占守島の出来事」はあまり現在の日本には伝わってないのです。

◯ホントの出来事を伝えなければ❗


この事態を憂えたのは、著者「飯盛正日」氏。 

この方、戦争末期にその千島列島の中程の島に駐屯していたため、「占守島の戦い」「池田戦車連隊の活躍」はすぐに耳に入り、知っておりました。正に地元、というよりも我が家同然の「白虎隊」の様に【後世に語り継がれる】事を願い、先ほどの書籍を「自費出版❗」したのです。


🌺私事ですで恐縮ですが🙇。先ほど言いました通り、今から二十五年前、この書籍を購入し読んだあと、とても僭越なのは分かっていましたが、著者「飯盛正日」氏に感謝と激励の手紙を送らせて頂きました。

メールなど、まだない時代であり、直筆で書いた私の手紙に対し、暖かいご返事を返して頂いた事を、今でも感謝しております。

またこの時、この書籍を更に十冊ほど追加注文し、私の友人知人達に無償で配らさせて頂きました🙆


◎希に見る英雄たち‼️


この「池田戦車連隊」の行為の最大の業績は「北海道が救われた❗」事です。


国際的に正式な降伏調印がなされたのは、9月2日。その日までに何とかしようと目論んでいた旧ソ連軍の野望は「占守島の戦い」で時間を費やす事となり、「水の泡」となります。

そのお蔭で、今現在も「北海道」は日本の国土なのです‼️


この時の「池田戦車連隊」を始めとする「占守島守備隊」の奮闘がなければ、旧ソ連軍はそのまま列島沿いを南下、北海道に上陸し占領。

もしそうなったなら、今現在「北海道」は確実に「ロシア領」になってます。


○「北海道民」の方々、あなたが今、日本国民ではなく、ロシア国籍、ロシア人であったらどう思いますかね?


そして、北海道以外の「日本国民の方々」。今現在「北海道」がロシア領土だったらどうなっていたと思います?


とても身近な事から申しますと、嘗て高視聴率を記録した人気TVドラマ「北の国から」、そして数々のアーチストを輩出したその「北海道」が、存在してない事になっていたんですよ❗



ドラマ「北の国から」(北海道富良野が舞台)

北の国から


松山千春(北海道足寄町出身)

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中島みゆき(北海道札幌市出身)

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GLAY(北海道函館市出身)

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正に、誇り有る気高い「先人達」に感謝‼️です。

いや~、話が長くなりまして申し訳ないです。

ではここから、今回のテーマである、世界の各民族とその民族の伝統的な「戦い方」を述べていきます。


○海洋国家 「アメリカ」「イギリス」


「アメリカ」や「イギリス」は、どちらかと言うと大艦隊、艦船を用いた「海」での戦いを得意にしているかな、と思われます。

イギリスは所謂「海賊」の時代から徐々に、「七つの海」を制し世界中に航路を作り、植民地を運営しました。

アメリカは、現在でも航空母艦を中心にした「機動部隊」「海軍」が、世界中に展開してます。

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過去「太平洋戦争」において「日本海軍」の航空母艦や戦艦「大和」をはじめとする大艦隊、航空母艦に搭載された「ゼロ戦」などの艦載機との激戦に勝利した事を考えれば、やはり「陸」より「海」の戦いが得意かな?、と思われます。

ですが「アメリカ軍」は、同じ「太平洋戦争」において、南太平洋の島々を舞台に「日本陸軍」と激烈な死闘を経て勝利しているじゃないか?「陸」での戦いが得意なのでは?、と思われる方もいるかと思います。

ですが、皆さん。皆さんの中にも、その南太平洋の島々で「日本陸軍」と数々の死闘を行い戦ったのはアメリカの「陸軍」だと思っておられる方々がいらっしゃるかと思われます。でもそれは大きな間違い❗ですよ😁


アメリカ「陸軍」の任務、それはあくまでも「本土防衛」が第一の任務なんです。確かに「陸」での戦いとなった欧州においては「陸軍」も出動しましたが。また総司令官クラスとなると、マッカーサー将軍やアイゼンハワー将軍は「陸軍士官学校」出身です。

では南太平洋で「日本陸軍」と戦ったのは何者か?


◯それはアメリカ「陸軍」ではなく、「海軍❗」配属の「陸戦隊」、所謂アメリカ「海兵隊」


艦船から島々に上陸するアメリカ「海兵隊」

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流石に「陸軍」が一部隊も参戦しなかったとは言いません。ですが大きな損害を受けながらも、ガダルカナル島やサイパン島、フィリピン群島、そして硫黄島、沖縄までの戦いでの「主役」はアメリカ「海兵隊」です。


南方での激戦。日本軍のあまりにも猛攻に、上陸した海岸から身動き出来ないアメリカ「海兵隊」。

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今現在でも世界中に出張っているアメリカ「海軍」、そして「海兵隊」。こういった点を考えて見れば、アメリカ軍の戦い方も「海」の比重が大きいかと思われます。


○大陸国家 「ドイツ」「ロシア」など

一方欧州のドイツやロシア。やはり広大な大平原に存在する国柄ですから、中心は「陸軍」かと。正直に言ってドイツ「海軍」の印象は私には殆んど有りません。(そう言えば、「Uボート」(潜水艦)が有りましたね!)


全欧州中を席巻したドイツ機甲軍団

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ドイツ機甲軍団を率いた、名将「ロンメル」将軍

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また同じ様にモンゴル民族は正に自分等の生活の一部でもある、「お得意の騎馬」を駆使した機動力を用いて草原を走り抜け、「大ユーラシア大陸」を制しましたよね。

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(続きます)




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