ぼくの一人称は「ぼく」である。 これは、なにも文章を書くときに限ったことではなくて、話すときも「ぼく」である。 「だからなんだ」って?まあそう言わずに。これはぼくの自分探しのnoteなんだから、こういうことにいちいち向き合って考えていくよ。 一人称が「ぼく」の男性の数なんて「オレ」に次いで2位だろうから、まあたくさんいるんだろうけど、「オレ」が圧倒的な1位だから「オレ」と言わないことを珍しがられることはある。特にぼくはサッカー部だったから、サッカー部にいるやつって基本カッ
「今日は幸せな一日だっだな」と思える日が、一年のうちに何日くらいあるのだろう…なんてことを昨年考えていた。散歩をしながら。 なぜそんなことを考えたのかはっきりとは思い出せないけれど、たぶんその時期は少し気分が沈んでいたんだと思う。それでも、一年を振り返ったら幸せな瞬間はたくさんあるはずだ、とか思いたかったのかもしれない。そしてそれを可視化したいと思った。 記録をつけるのに丁度いいアプリはないだろうかと探して、見つけたのが「MOODA」という有料アプリ。 その日の気分に合
クレヨンしんちゃんのボーちゃんのことを考えている。 昨日、無駄づくりの藤原麻里菜さんのインタビュー記事に 自分にとって価値のある情報を得ようとすると疲れてしまう。だから、ぜんぜん有用性のないことをやってみるのがオススメです。 (出典:Everything Has A Story https://everythinghasastory.jp/interview13.html ) と書いてあるのを読んで、「なんだか最近価値のある情報を得よう得ようとしてたなー」と思い、そ
考えたいことがいろいろあるのだけど、時間に追われて頭の中が散らかってるので、何を考えたいのかちょっと整理する。 ・目立つこと 今年の僕のテーマというか、今後のテーマというか。「目立ちたい」という気持ちは何なのかを追究したい。 ・哲学のこと 前にも書いたけど、哲学を学びたい。「目立ちたい」を追究することも、僕にとっては哲学を学ぶことに通ずると思っている。 ・大学のこと 僕は高専卒で、大学には行っていない。以前から思っていたけれど、大学で学んでみたいという気持ちがふつふつと
退屈について考えている。 年末年始、久しぶりに家族や親戚に会った。 1月、Twitterに「1日2ツイート以上しようと思います」と呟いた。 1月、新しく絵のモデルを始めた。 1月、劇団の仲間たちと久しぶりに会った。 2月、34回目の誕生日を迎えた。 新しい年が始まって、新しいことを始めたり、久しぶりの人に会ったり、誕生日を迎えたり、いわゆる「日常」と少し違う日々に充実を感じていた。 このあたりまでは、退屈を感じていなかったと思う。昨年まで滅多にツイートしていなかった僕に
キッチンでコーヒーを入れている妻。 シャツにスラックス姿の男が入ってくる。手にはジャケット、ネクタイ、リュックを持っている。 妻 「おはよう。」 男 「ざいまーす。」 男、荷物をソファに置き、冷蔵庫を開ける。しばらく眺める男。 妻 「…ん?」 男 「肉、ある?」 妻 「…肉?」 男 「…肉。」 妻 「…なんで?」 男 「いや、…焼こうかなって。」 妻 「…なんで?」 男 「食べようかなって。」 妻 「…今?」 男 「今。」 妻 「…冷凍。」 男 「え?」 妻 「冷凍庫
昨年、知り合いから「浦嶋さんって人生相談とかできそうですよね」と言われた。僕のnoteの文章を読んでいてそう思ったらしい。 え、何で?いやいや、無理無理!僕なんて自分のことばっかり考えてるし、大した人生経験も無いし、誰かにアドバイスできるような立派な人間じゃないよ!と思った。本人にもそう言ったと思う。 でも、そんな風に言われたのは初めてだったし、嬉しかった。それが心に残っていたというのもあったのかもしれない。最近、人生相談の本を手に取って読んだ。 國分功一郎先生の『哲学
ぼくは口下手で寡黙なタイプの人間なので、意外だと思われることもあるのだけど、子供の頃とにかく目立つことが好きだった。「目立ちたい」という気持ちが原動力だった。 目立ちたいから学級委員をやっていたし、目立ちたいから合唱では指揮者をやったし、目立ちたいから授業中に積極的に手を挙げて発言していた。 クラスで一番足が速いわけでもないのにリレーのアンカーをやったのも目立ちたいからだし、児童会の選挙に立候補したのも目立ちたいからだ。 サッカーをやっていたときには、目立ちたいからキャ
ぼくは、普段俳優として活動するとき、「浦嶋建太」と名前を漢字表記にしているけれど、ここでは、「うらしまけんた」とひらがな表記にしている。 これには、自分なりの理由がある。このnoteのテーマが自分探しなので、できる限り飾らない、カッコつけない、生身の自分で文章を書きたいと思ったからで、ひらがな表記の方が、そういうイメージで文章が書けそうだと思ったのだ。(それだけが理由ではないけど) で、だ。 ここでは、カッコつけないようにと思っているけれど、それとは別で「カッコつけたい
4月から、noteを更新していなかった。 緊急事態宣言が出され、自粛生活が始まり、家にいる時間にいろんなことが書けると思っていたけど、全然何も書けなかった。 外に出ないと書きたいことが思いつかず、テレビやネットでいろんな人の発言を見ては、モヤモヤする気持ちばかりが募っていった。でもそのモヤモヤは、ここに書きたいことではなかったから、どんどん頭の中がごちゃごちゃしていくばかり。そして、今後の人生のこととか、そんなことを考え始めてしまい、新しいことに挑戦している人、なんとか表
可奈絵ちゃんは、いつも飲みものをちょっとだけ残す。いつも毎回100パーセントで残すもんやから、なんで最後まで飲まへんの?って訊いてみたことがあるのやけど、 「あー。 うち、家族みんなそうなの。 もれなく全員。 お母さんも。お姉ちゃんも。弟も」 とだけ言われて、もれなく全員と言いつつお父さんは含まれへんのや、とか思ってたら違う話になって、結局なんで残すのかはよくわからんかった。 今日も、可奈絵ちゃんはスパイダーマンのマグカップに入ったコーヒーを、一口だけ残してそのま
先週の投稿で、だらだらと書いてみて、それがなんだかちょっと小説を書いてるみたいで楽しかったので、その感じで、来週の投稿では実際に小説を書いてみようと思っている、というのが今週の投稿です。 設定とか、話の流れとか、あんまり考えずに書き始めてみようかなと。というか、もう書き始めているのやけど。 続きを書きたいので、今週の投稿はそれだけ。 昨日、ワニが死んだね。
今回は、実験的にだらだらと書いてみたいと思ってるんやけど、なんでだらだらと書いてみたいと思ったかというと、川上未映子さんの「乳と卵」を初めて読んで、だらだらと長い文章を関西弁で書いているのが印象に残ったというかなんだか気に入ったというかそういう感じで、だから地元三重の方言も交えつつだらだらと、あんまり整理せずに書いているわけであります。 最近思ったことと言えば、キムタクのマックのCMがけっこう好きやということで、あのミスマッチな感じが逆にめちゃくちゃ合ってるような気がして、
最近、髪の毛をセンター分けにしている。センターパートという言い方もあるみたいだけど、ここではセンター分けと呼ぶことにする。 思い返してみると、センター分けをするのはたぶん小2か小3以来だ。当時、父親が気まぐれでぼくの髪にムースをつけてセンター分けにしたのだけど、それが気に入ってしまったぼくは、その日から毎日父のムースをつけて学校に行くようになった。 堂本光一に憧れていたあの頃のぼくは、センター分けが世界一かっこいい髪型だと思っていた。友達から「カッコつけ」と言われようが気
ここ数年で、「ホームドア」が設置されている駅が増えた。ホームからの転落を防止する為のあれだ。 数ヶ月前、よく使う駅のホームに行くと、ホームドアに「故障中」だか「調整中」だかの貼り紙があった。閉まっているはずのホームドアが開いていることが、とても怖かった。 元々ホームドアが無い駅よりも、あると思ってたものが無いというのが怖かった。いつもあるものが無いと不安になるんだ、と思った。 「あると思ってたものが無い」という状況が、いま日本の至るところで起こっている。 マスクのこと
海外サッカーをあまり観なくなってしまった。 あんなに好きだったのに、数年前から海外サッカーへの興味がすっかり薄れてしまっている。 なぜ興味が薄れたのか。サッカー以外に興味のあることが増えたから?周りがサッカー好きばかりの環境じゃなくなったから?どちらも間違いじゃない気はするけど、一番の理由はハビエル・サビオラが引退したからだと思う。 ぼくは昔から一人の人にハマったらとことんのめり込むタイプである。サッカーをやっていた頃にハマっていたのは、ハビエル・サビオラという選手だった