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平安王朝の文化

群馬県・高崎市・群馬県立「日本絹の里」博物館へ
行って来ました。11月7日まで開催されている、
上記の展覧会を見る為です。

それにしても遠い道のりでした。山々「赤城?」も
近く見え、両毛線前橋駅で下車・そこからバスで30分。
前橋は始めて降りましたが、街路樹が多く緑に溢れた
街でした。

この絹の里は、平常展示も勉強になる事ばかり・・・
例えば、何と生地一反には繭5キロ・蚕2600匹が
必要と知り驚きました。

幼虫は25日間桑の葉を食べ、4回脱皮。蚕は1日に
何と1300~1500mもの糸を吐くそうです。
ともかく糸になる迄の過程の大変さが、理解できました。
もう少し丁寧に、着物を着ようと考えました。

「平安王朝」でも、等身大の人形に着付けられた衣装の
数々に感嘆。平安末期の院政期100年が、豪華絢爛と
なった時代とか。

驚いたのは唐衣・裳に迄、金属や玉の飾りが付いていた
事です。植物染料に「くるみ」が有り、これにも驚きました。
何と「正倉院文書」にも、胡桃は記載されているとか。

沢山沢山勉強出来て、はるばる上野の国迄出かけた甲斐が
有りました。遠い所ですが、素晴らしい催し故お勧めします。