1990年7月7日 その2
只今選挙に行って来ました。
何時も早く行きますが、今回は待っている
人数が多くて驚きました。投票率が上がるかも??
かのズービン・メーターの指揮で音楽が鳴り始めた
瞬間、大きなどよめきが起こりました。
私はカレーラスが好き、隣の友人はパバロッティの
熱烈なファンです。
3人それぞれが、その人に向いた曲を選んでいたようです。
カレーラス「ありふれた話」ドミンゴ「星は光りぬ」
パバロッティ「誰も寝てはならぬ」などなど。
自分が好きな歌い手だと、拍手にも力が入りました。
終盤のメドレーでは、聴衆より歌い手の方が興奮して
いる様でした。アンコールの「誰も寝ては」を、3人が
少しづつ唄い分ける微笑ましいシーンも胸を打ちました。
コンサートが終わると万雷の拍手喝采が、夜空に響きました。
この晩は市内のレストラン・カフェ・バールも殆ど終夜営業?
彼方此方から賑やかな声が、聞こえていました。
我々も友人宅に集まり、明るく成る迄どんちゃん騒ぎをしました。
それは貴重な「三大テノール」初めての日の出来事でした。