永遠の夏 その2

宿泊地を前浜海岸と決め、早速テントを

二つ設営しました。4対3の人数で、毎日

一人づつ動いて行きます。

昼食後、目の前の海に入りました。

透き通った美しさに感動!一人が銛を手に

海に入り、タコを捕まえました。「この

サイズでは、夕飯のおかずには無理かな?」

全員で笑いました。

海に沈む夕日は、言葉に出来ない程の美。

流石の悪童連中も、言葉を無くして立ち

尽くしていました。食事・水汲み・洗濯などの

当番表を作り、再度確認。

夜が来ると、皆ソワソワしています。「半分づつ

出掛けないか?」提案が有ったので「どうぞみんなで」

心配性の私は、テントの安全の為残る事に、したのです。

6人は大喜びで、石段を上がり出掛けて行きました。

私はと言えば{この世のものとは思えない程の、

星空を眺め}深い感動に酔いしれていました。