最高の映画「冒険者たち」
1967年4月12日フランスで上映され、早くも5月18日には日比谷映画館に
来ました。以後何度上映された事でしょう。それだけ熱烈なファンが、多い作品です。私と同世代(70代前半)の方に聞くと、この映画大好きと仰る人が多い様です。私にはベスト・ムービーが、この「冒険者たち」なのです。
開始早々、主人公三人の登場のさせ方が上手い!レーシング・ドライバー「ローラン」飛行クラブ教官「マヌー」前衛彫刻家「レティシア」男2人と女1人の組み合わせは、この後多くの作品に
影響を与えました。
マヌー役のアラン・ドロンは有名でしたが、ローラン役のリノ・ヴァンチェラは、この作品で初めて知りました。
彼は渋くて、上手い俳優でした。
少し短命で残念です。もっと沢山の作品を見たかった~後にシドニー・ポワティエ夫人となる、ジョアンナ・シムカスの美しさも忘れられません。
アフリカコンゴ沖合い。船で暮らし、海底に沈んだ宝石を探します。この船中生活が、実に魅力的です。
ドロンの髭は、頂けませんでした。
ヴァンチェラは、俄然輝き出しました。
不思議なそれぞれの思い、絡み合う言葉と視線が・・・残念ながら、レティシアが亡くなる悲しい結末で船の暮らしは終わります。
大きくはここまでが、第一部との印象です。ここからまた物語は、以外な展開を! また明日アデュー。