初風炉の道具

お節句を一ヵ月延期すると
決めたので、初風炉の道具を
胸を弾ませ思案中。

主茶碗は、流儀の約束から
外れた「高麗刷毛目」。
50年年近く、これのみを使用。
花入れは何と言っても、風炉
最大の喜び「籠」でしょう。

香合も格調高い、堆朱・錫縁など。
まづは運び点前なので、水指も
柄杓の合に合わせ小振りを。
茶入はかっちりした肩衝。

薄茶器は炉開き・初風炉共に、
菊桐蒔絵中棗と決めています。
今回は珍品「いじ塗菊桐蒔絵」

主碗が高麗なので、替は赤楽・
三碗目は色絵の青楓でも~
建水は唐銅えふご。主菓子は
縁高に盛り込んで、扱いの勉強。
考えれば考える程、色々浮かび
逆に迷います。