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2023-12-25

23~24日、友人のレストランを手伝うバイトをした。
友人が頭も心も手も身体全部をつかって表現したお料理を見てすごいなあと思いながら、それを身体に吸収して満たされていく人たちの表情を見ていいなあと思いながら、2日間過ごした。

アルバイトから帰って、注目していた武蔵野市長選挙と市議会議員選挙の結果を見ようとtwitterを開いた。
ハッシュタグ検索で一通り結果を見て落胆し、タイムラインに戻ったら、そこにはすさまじいガザの状況があふれていた。アルバイトで緊張した身体がソファに座って脱力していたが、そこからさらに脱力した。

気がついたら2時間たっていた。

お風呂に入って、そのあともなかなか眠れず、新聞が届く頃になってようやくベッドに入った。


朝、起きてテレビをつけた。
テレビでは、ねこやうさぎの耳がついた帽子や服が流行っていると言っている。
きのう、新宿では「No Xmas during the genocide」というプロテストが行われてたけど、そんなのは流れてこない。

なんか笑えない自分がいて、今日このまま一日過ごせないような気がした。

エゴだとわかっていた。
でもどうしても今日やっぱりスタンディングしようと決めた。
10:00~12:00、初めて2時間立った。


Instagramのストーリーズで告知していたから、
偶然の友人も、きっとわざわざ通ってくれた友人も、たくさん、車から手を振ってくれた。
忙しい友人が用事に行く前に5分だけ一緒に立ってくれた。
市役所に用事があってきた友人が声をかけてくれた。
きのうバイトでお世話になった友人が交差点でわたしを見かけて話をしにきてくれた。
妹夫婦が仕事の合間にわざわざ車をぶっ放して豪快に声かけて行ってくれた。

この場所でスタンディングしています

友人や身近な存在だけじゃなかった。

ヒッチハイクと勘違いしたお兄さん二人組に、立っている理由を説明したらダブルgoodサインしてくれた。
「止めようGENOCIDE」と書いたプラカードを運転しながらじっと見てくれて、クラクション鳴らしてくれたトラックのお兄さんがいた。
大分ナンバーのお姉さんが窓を開けて「がんばってーーー!」と大きな声で手を振ってくれた。
帰宅途中の中学生がプラカードを見て手を振ってくれた。
中学生はいつもスタンディングしているとき誰かはリアクションしてくれる。


お昼になって、駅のトイレのナプキンを補充して、
お腹がすいたし冷え切ったので、近くのインド/ネパールのカレー屋さんでスパイス入れて帰った。おいしかった。

ホウレンソウのカレーにしました

スタンディングの最中、雨が降ってきた。
終わる頃には止んで、北のほうには青空が見えた。

どうか戦火も止んでほしい。
もう誰も殺さないでください。

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