価値観の変化

20代〜30代くらいまでは、クリエイティブに時間を使うことが良い事だと信じて疑いませんでした。とにかくよく動き回ったし、体調を崩すまでがんばったりしていました。未来を良くするために使う時間を最優先にするという価値観でした。

45才の現在は、無為な時間も貴重だなあと思うようになりました。
体力も落ちてきて出来ることも限られてきたこと、精神的に落ち着いてきて野心的ではなくなったこと、スマホの利用により、体感的に忙しく感じている事が理由でしょうか。

今まで価値があると信じて疑わなかったことに価値を感じなくなる事は、歳を重ねていく過程でまだまだあるのかも知れません。

若い時になりたかった大人像は、若い未熟な価値観で描いていた大人像だったなあと感じます。

また若い時には自分の事ばかり優先して考えていたけれど、歳を重ねて少しだけ人をサポートしたりすることも出来るようになってきました。
助けている実感はなくとも、感謝されたりすると不思議な気持ちで、自分の気持ちにゆとりが出てきたのかなと分析しています。

他人をサポートする事が得意ではない私が、人を支えたりするなんて驚きです。

これからネットがますます普及していくと、豊かさの基準も変わり、自分の価値観も世間の価値観もどんどん変化していくのかも知れないですね。