ルーマニア・ティミショアラへ
6年ぶりにルーマニアに行く。
場所は、ルーマニア トランシルバニア地方のティミショアラという町。
今回は、欧州文化首都(European Capitals of Culture)という文化イベントのボランティアプログラムに参加する。
https://opening.timisoara2023.eu/en/
欧州文化首都は、都市の再生や観光産業の活性化、異文化理解などを目的としたプログラムでヨーロッパから毎年2都市が選ばれる。
選ばれた都市では、年間を通じて講演会や音楽、ダンスの公演など様々な企画が実施される。
2/17-19に開催される、そのオープニングプログラムに日本からボランティアとして参加させてもらえることとなった。
出国は2月頭なのだが、募集が公開されたのが年末。応募締め切りは1/8。
誰が応募できるのだろうかというスケジュール。
しかしこのタイミングで予定が空いているのは奇跡というか、何かに導かれているようだ。わけあって2月の予定はあけていたのだが、なるようにしかならない。こういう時は、とりあえず動くに限る。
正月、バイトの合間に応募用紙を書く。
同時に、申込前だけど有効期限のきれていたパスポートも申請。選考に通らなかったとしても今年中には海外に行くという願いを込めて。
応募用紙は思ったよりもスムーズに書けた。
一般的な履歴書の内容に加えて、欧州文化首都とティミショアラについて知っていること、そこで自分がしたいことなどを調べながら書く。
以前、シビウでのボランティアプログラムに応募した時は、かなり迷いが生じていたこと、「あなたにとってアートとはなんですか?」といった抽象的な質問内容もあったので、応募するまでにもかなり苦戦した記憶がある。
そして英語。
英語力は、当時からどう変化したかはわからない。けれど、割とすらすらと言いたいことが表現できた気がする。でも自信がないので、DeepLやgoogle翻訳を使って確認。参考資料のリーディングは、少し長くなるとつまずいてしまう。そんなときも翻訳サービスの力を借りる。
良いことなのか悪いことなのかわからないが、翻訳サービスがかなり高度化しているおかげで、多少でたらめな英語であってもキッチリ翻訳してくれる。特にDeepLの場合。
文脈から補正が入ったのか、実際は「東南ヨーロッパ」と書かれているところが「東南アジア」と誤変換されていた。
これは、いかんだろう。
とにもかくにも、その後面接(英語だと構えて準備していたら全部日本語だった)を受け、ボランティアプログラムに参加させていただくこととなった。
6年ぶり、3回目のルーマニア。
まさかこのタイミングで再び行けるチャンスを頂くとは。コロナ禍で、地道にルーマニア語の勉強をしていたのが嬉しい。
ティミショアラは初めての街だが、クルージュ、シビウと同様に大好きになって帰ってきたい。