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欧州文化首都VP13日目 OPセレモニー最終日 

オープニングセレモニー3日目。最終日だったが私たちの配置された部署では、今日は直接運営に関わることはなかった。

午前中はオフィスで、前回2021年の欧州文化首都 セルビア、ノヴィサドからのコーディネーターが活動の振り返りのワークショップを開いてくれた。


各班の発表を聞きながら濃い2週間だったなあと感慨深くなる。



最後は、似顔絵描き。

パーツごとに似顔絵描き
他のメンバーが描いてくれた私の絵


午後は延期されていたミュージアムツアー。この美術館にくるのは3回目なのだけど、ようやく全ての展示を見ることができた(と思う)。導線がわかりにくいのだ。
他にも、見に行った展示の会場が見つからないことも何度かあった。


プログラムの時間が変わっていたり、料金が分からなかったり。そんなことはシビウの演劇祭でもしょっちゅうだったので今更驚きはしない。
イベントが多いこともあるし、仕方がない部分もある。

ウェブサイトは英語版にすると重たくなったり詳細なら情報が出なかったりする。これはこのイベントサイトに限ったことではなく、国際的なイベントだとそういうことがよくある。
日本のイベントだと「英語対応があるだけでもマシ」と思っていたけど、自分が外国からきて英語表示を使う立場になるとすごくストレスが感じる。

外国にいくと簡単に言語的マイノリティになれるので、この不便さは感ることは簡単だ。
言語的マイノリティだけでなく、身体的な障がいなどの差異への配慮(読み上げ対応だったり、車いすや足腰の悪い方もアクセスしやすい設計など)の必要性も改めて考えさせられる。

隙間時間に駆け足で観に行った展示
保険会社内で行われていた展示
現在ここの保険会社で働いている職員が昔の保険の資料を見せてくれた


道を歩いていると突然おばあさんに親しげに話しかけられた。肩からかけていたカバンの紐のあたりを持たれたのでまさかスリ?!と警戒したけど、胸元にボランティアバッジを指して私もボランティアなのよ、と伝えてくれた。
ボランティアってだけで感じるこの一体感、なんなんだろう。素敵。バッジや服も支給されているのでそれを着ていると遠くからでも一目でボランティアとわかる。視覚的な効果もあると思う。

共産時代の消費博物館に向かう。
Googleマップでたまたま見つけたディープスポット。
ポスターや雑貨、古びたおもちゃが並ぶ。時間がなかったので急ぎ足でみて、次の予定へ。


若者センターでダンスの公演30レイ。こちらも欧州文化首都の関連プログラムの一企画。
表現学科の学生の発表会だったのか、親御さんらしき方が客席で撮影していたり、子どもが泣き出したり。ダンサーは日頃の鍛錬がわかるパフォーマンスだったが、国立劇場の芝居が15レイや30レイなのに学生の公演で30レイなのか。

帰宅後、他のボランティアたちと部屋でゲームをして遊ぶ。

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