日本出国、ティミショアラ到着
出発日、初日は自宅から羽田までの国内移動。フライトは深夜、22時50分だ。
たまたま東京に来ていた知り合いが羽田まで見送りに来てくれた。嬉しい。
空港でボランティアプログラムに参加する2名とも合流。一人旅ではないだけでホッとする。1人だとトイレにも大荷物を抱えていかなくてはいけない。複数人だとちょっとしたトラブルもネタになって笑い飛ばせるのが嬉しい。
この日、トルコで大きな地震が起きたらしい。乗り換えのイスタンブールからは離れているみたいだが、ニュースサイトやテレビから流れる映像をみるとかなり被害がでていそう。フライトには影響が無さそうだが心配。
同じフライトには日本からの救援部隊がいたようで、搭乗口でテレビ取材をしていた。
トルコ到着、イスタンブール空港は通常営業。地震の影響を大きく受けではいない模様。
これから生命のかかった活動を行うであろう救援部隊の前を通り、何もできない自分がとても呑気に思えてきていたたまれない。
イスタンブール空港ではフライトの遅れがあったものの、無事に飛行機が飛んだ。1日、2日前のイスタンブール発便は悪天候で欠航だったらしい。
さらにブカレストではおしゃべりでとても親切なルーマニア人のおかげでスムーズに乗り換えもでき、無事にティミショアラに到着。
トラブルなく移動完了なんてラッキーすぎる。複数人いて、乗り換えがあれば誰かの荷物がなくなるくらいの覚悟はしていたのに。
荷物がティミショアラの空港から出てきた時は信じられないと思わず声を上げて喜んだ。
ティミショアラ空港はそれほど大きくない。1箇所しかない出口から出るとスタッフが出迎えてくれた。
車で寮まで送ってもらう。
この空気、景色。ティミショアラにくるのは初めてだが懐かしい。間違いなくルーマニアだ。
途中、大量の煙を出す煙突を発見。実はこれ、煙ではなく湯気らしい。街で使用する暖房のために稼働しているのだとか。ここから各施設、家庭のセントラルヒーター(カロリーフェル)に送るのだろうか。
寮に着くと、ボランティアコーディネーターのまゆみさんが出迎えてくれた。ズームでは話をしていたけれど再会は6年ぶりだ。
このあと、スーパーに買い物に行く予定。
今夜には日本とセルビアからのボランティアが全集合する。