言葉遣い
ごしゅ(ご主人様の略)呼びが若干物議になってるみたいだけど、自分個人の考えとしては、敬意を払うべき相手を略して呼ぶのはもっての外だと思う。
ただ、愛情を持っている相手でもあると思うので、愛称が出てくる気持ちも分かる。
要するに、場面によって使い分ける、それで良いんじゃないかな。
ごしゅごしゅ書いてる人も、実際にプレイしてる時や、逢瀬の時は、ご主人様って呼んでると思う。そうじゃなければ、主従としても関係性も、雰囲気も台無しになってしまう。そういうのを望んでる従者さんは、いないと思うから。
その意味では、主従であっても、まずは言葉遣いからなんじゃないかな、とは常々思ってる。社会人なら、一般的な敬語は使えると思うが、「ご主人様」なんてのは普段使わないだろうし、プレイ中の淫語などは、AVか小説でしか見たことないと思う。その辺りを仕込む事で、従者らしさが出てくると思う。
主従やっているカップルが普段や行為の時に、どんな口調でどんな会話をしているのか、結構興味がある。
特に行為中の言葉は、「主従語」と言ったカテの言葉遣い、口調なんじゃないかな。ロープレの要素もあると思うしね。
実のところ、淫語を言わせるのは、なかなか難しい。無理やり言わせようとして、雰囲気が悪くなった事もある。恥ずかしい言葉を言わせるのは、恥ずかしい行為をする以上にハードルが高い。その恥ずかしい言葉を、求めに応じて言う気になるのは、それなりに深い関係にならないと無理なんだと思う。
そもそも何で淫語を言わせたいか、だが、男は女の反応に興奮する生き物だからだ。喘ぎ声、叫び声、悲鳴、哀願や懇願などなど。女性が感じたフリをしたりするのも、こうした男の欲求に呼応してくれているからである。主従において淫語を言わせるのは、支配欲を確固として感じる為である。
もう一つ、言えない理由は、「言葉遣いを知らない」と言うのもある。女性は男に比べて、AVや18禁漫画などに目を通す機会が少ないから、語彙を吸収する機会が乏しい。だから、教え込んでいく必要がある。教えもしないで言えないと文句を言うのは酷である。
一言ずつ教えて行くのだが、言えないからと言って、がっかりしたり冷めたりしてはならない。言えなくても耳には残る。いずれ関係が深まったら、言う様になる。いきなり花が咲いたり実が成ったりはしないのだ。美味しく頂く為には、育てる事が大事である。