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「日常」「非日常」

「日常」「非日常」と言うのは、元々SMでは一般的で、分かりやすい例としては、普段偉そうな会社の重役が、SMクラブで豚呼ばわりされてる、という様に、普段の仕事、地位、生活から切り離された、時間や環境に没頭する意味があった。

前にも書いたけど、「非日常」は他者から秘匿された状況を指すので、服の下、誰も居ない部屋、トイレ、などなども、本人の意識と意欲次第で、「非日常」を作り出す事も可能だ。
いわゆる生活管理系のプレイは、これに該当する。

こう言ったのを嫌う人もいる。そう言う人は、出来る限り、普段の生活から、嗜好を遠ざけようとする。
そう言う人とお付き合いする時は、関係が進むにつれ、普段の会話も徐々に減らしていき、待ち合わせの日時以外は連絡しない様にする。
そうする事で、「非日常」をより明確にするためだ。

これを聞いて違和感を感じる人も居ると思う。と言うのは、ドミは従者の全てを支配したい欲求があるし、サブは主から全て支配されたい。
現実には制約があるにせよ、そうした気質がドミサブにはある。
しかし、完全に気質や行為を日常から切り離したい人も居る事を知っておかねばならない。


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