宇宙を知ること。
アストロロジー(占星術)の前提は、マクロコスモス(大宇宙)とミクロコスモス(小宇宙)はフラクタル(対応している)の関係にあるということ。
自分という存在の中にも小さな宇宙があるのだ。この世界を知るための近道は自分を知ることであり、自分を知るための近道は世界を知ることである。
タロットカードの大アルカナで最も大きな数字を与えられている21世界は宇宙とも呼ばれる。
自分探しの旅というコトバがあるように、人生とは自分を真に知るための道なのかもしれない。
人生ゲームのように、通過する道には様々なイベントが待っている。楽しいイベントも辛く悲しいイベントも共にあるから人生ゲームは楽しい。
タロットマンダラと呼ばれるタロットカードの秘密に基づいた方法で、タロットカードを配置すると、それはまさに人生ゲームのような物語りの道となる。
主人公は愚者と呼ばれる、何の色にも染まっていない、一見愚か者に見える人物である。
愚者の道は、恋人と出逢うことがゴールなのかもしれない。アダムとイブを元型とする、恋のエネルギーはどんな物語りにも織り込まれている。
「まだ出逢っていないけれど、すでに出逢っているパートナー」には自分を知ることで、近づくことが出来る。
この世は鏡の世界。
理想のパートナーを巡る冒険は、全ては始まりの場所に帰還することでゴールを迎える。
ソースに戻る。それはまさに自分自身のこと。自分を愛することは全てを愛することになる。
愚者と世界を並べると2人は見つめ合っている。
2人は鏡の世界の光と闇。
自分の闇を愛せたときに光が生まれる。
世界の中心で踊る人物ををよく見ると2人が1人になっていることに気づくだろう。