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FP1級 実技(筆記・FP協会) 緑本だけで大丈夫?!  |独学で一発合格②

FP1級の実技試験は、学科合格者が受験でき
面接(金財)or筆記(FP協会)から1つ選択します。

FP協会の筆記試験「資産設計提案業務」
試験対策として、前記事で
 "緑本"というテキストしかないことを書きました。

通称「緑本」と呼ばれるテキストは
FPK研修センター株式会社という
FP専門養成講座を主催する会社が出版しています。

FP1級学科の”鈍器”と呼ばれるテキストと比べ
本書は、A5サイズで厚さ1cm程度。

分厚いテキストに慣れていたからか
この薄さで本当に大丈夫だろうか…と
不安になる方もおられるのではないでしょうか?

結論から言うと
この緑本をやり込めば合格できます。

と言いつつ、試験までに5周しても
正直、不安でした。
FP1級学科と勝手が違うからです。

よく言えば
FP1級学科より問題が定番化していて解きやすい。
解法パターンを覚えれば、勉強するうちに解けるようになります。

でも問題の論点がわかりにくいのです。
もちろんFP1級学科と試験範囲は同じです。
FP6分野からの出題なのですが
ライフプランを軸に6分野を網羅しているので
より実践的で、設問の顧客設定が異様に細かい。
そして問題文がものすごーーーく長い。

ストレートにパーンと問われるのではなく
回りくどく斜め上から聞かれている感じで
何を問われているのか論点を理解するだけで大変!

たとえ定番化された問題でも
「ん?!どういうこと?」と一瞬止まります。
初見の問題だと意味不明。

うまく言えませんが、感覚的に
FP1級学科は、重箱の隅をつく問題でわからない。
FP1級実技(筆記)は、わかりそうで、わからない。
"わからない"の度合いが違うのです。

解けそうで解けないから段々イライラしてきます。
そして異様に長ーーーい問題文のせいで
パラパラとページをめくりながら解かざるを得ず、目が回ります。

テキストは1cmほどの厚さなので
1〜2週間もあれば、1周できますが
問題に慣れるのに時間がかかりました。


実際に、試験を受けてから思うことは
緑本をやり込むだけでも十分だということ。

というより
この緑本しかないので
他の参考書に手を出しようがないですし
FP1級学科と出題形式が違うので
学科の問題を解いても実技対策にはなりません。

問題にクセはありつつも
緑本は頻出問題を端的にまとめているので
これをやり込めば、太刀打ちできた印象でした。

ちなみに過去問をベースにした問題集ですが
改正部分は、最新版の内容で改題されています。

ただ緑本は、完全なるモノクロ(黒一色)で
要点が太字になるなどの装飾は一切ありません。
人によっては文字の圧迫を感じそうですが
解説はわかりやすいので"合格に必須の一冊”というキャッチコピー通りです。

ご参考になりましたら嬉しいです。
次回は、「FP1級実技(筆記)の配点予想と自己採点」です。
お楽しみに!


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FP1級/保育士 たりたりメロンパン
たくさんのnoteがある中で最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます😊 記事を通じて出会えた一期一会を大切に、noteを楽しんでいけたらと思います。 よろしくお願いいたします。