11.永遠に生き続ける細胞=永遠の命の可能性
これは有名な実験ですが、健康と長寿には見逃せない事実なので紹介しておきますね。
1912年にノーベル生理学医学賞を受賞したフランスのアレクシス・カレル博士(1873〜1944)は、ニワトリの卵の胚胎からとりだした心臓組織細胞の一片を、培養することで29年間も生かし続けました。
培養液の中の細胞は、細胞がだす老廃物によって液が汚れると栄養を与えても増殖できなくなって死んでしまうのですが、
細胞の出す老廃物を培養液から常に除去してやりながら、新しい栄養液を補ってやると鶏の細胞は増殖を続けたのです。
実は、29年間も生き続けた細胞が死んでしまったのは、博士の助手が老廃物を取り除くのを忘れてしまったからでした。
この実験から栄養を与えて新陳代謝によってできる老廃物を、取り除いてやれば細胞は永遠に生き続ける可能性のあることが明らかになったわけです。
「おお〜っ!」
と希望を感じませんか?
私たちの体の組織や細胞はリンパ液を通じて栄養素を受け取り、老廃物を排泄しています。
リンパ液が汚れていると栄養を運びにくくなりますし、細胞が出す老廃物をうまく受け取ることもできないので、体にとっては大問題だとカレル博士の実験から分かりますね。
そしてここでも蒸留水のアドバンテージが見えてきます。
蒸留水は不純物や毒物のない純粋な水です。
水はあらゆるものを溶かし込む優れた溶媒なので、血液やリンパ液などの主要な成分として活躍していますが、
元々溶かし込んでいるものがない蒸留水は、溶媒としての力が強いので血液やリンパ液の働きが高まるわけです。
つまり、酸素や栄養が届きやすくなって老廃物や毒物を排出してくれるので体に嬉しいということです。
水道水やミネラルウオーターよりも蒸留水が良い理由については
をご覧ください。
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