庶民派グルメと高級グルメの境界線
経験上、まともな女の子はマックやサイゼ、ラーメン屋を好む。これは至極まっとうな意見だ。実際、食事というのは味を楽しむものであって、財布の中身を自慢する道具ではない。しかし、やたらと高級店にこだわる女性というのは、味でもデートでもなく、別の何かに価値を見いだしているようだ。例えば「インスタ映え」とか「金持ちアピール」とか。まあ、そういう女の思考は俺には理解できないし、する気もないが。
金が余っていたとしても、そういうタイプの女性には近づかない方がいい。理由は単純で、金の切れ目が縁の切れ目だからだ。彼女たちは財布の厚みに惹かれるのであって、人間性には一ミリも興味がない。こちらが金を出している間は愛想よく振る舞うが、いざ金が尽きると手のひら返し。まるでサブスクリプションサービスの無料期間が終わった瞬間に課金画面を見せられるようなものだ。
逆にマックやラーメンを好む女性は、純粋に「食事」として楽しんでいる。シンプルに「美味しいから」「気軽だから」といった理由で選んでいる。こういう感覚を持っている女性の方が、一緒にいても気楽だし、何より信用できる。もし彼女が「ラーメン行きたい」と言ったら、それは本当にラーメンが食べたいだけで、あなたの資産状況を試しているわけではない。しかし、高級レストランを指定する女性の「○○に行きたい」は、往々にして「○○に連れて行ってもらいたい」なのだ。自分で払う気がないから、当然財布を出す素振りすら見せない。恐ろしいことに、彼女たちは「デートとは男が奢るもの」と心の底から信じている。そして、その「奢る男」の中に自分が入っているかどうかを見極めるための試験が、高級レストランという名の関所である。
そもそも、食事というのは「誰と食べるか」が重要であり、「どこで食べるか」は二の次のはずだ。たとえば、ラーメン屋で楽しく会話できる相手と、高級フレンチで会話が弾まない相手、どちらが価値のある時間を過ごせるかは明白だ。高級料理というのは、あくまで食事の一形態であって、関係の本質ではない。しかし、特定の女性たちはそこを履き違えている。彼女たちにとって、食事は「自己顕示の場」であり、「他者との差別化の手段」なのだ。だから、マックやラーメンを好む女性を「庶民的」と言って見下し、高級レストランを選ぶ自分に価値があると思い込む。まるで、値段の高い服を着ていればオシャレになれると勘違いしているファッション初心者のように。
こういう価値観の違いは、付き合う前にしっかり見極めるべきだろう。なぜなら、彼女たちは「高級店」を選ぶのではなく、「金を出してくれる男」を選んでいるからだ。そして、そんな女性と関わってしまうと、最終的には「お金の切れ目が縁の切れ目」ではなく、「ATMの残高の切れ目が人生の終わり」になりかねない。
つまり、ラーメン屋に行きたがる女性は信用できるし、高級店にこだわる女性は警戒した方がいい。もちろん、たまに高級店に行くのが好きな女性がすべてダメとは言わない。ただ、それを当然のように求めてくる人間は、男の価値を「どれだけ金を出せるか」で測っている可能性が高い。そういう女性が欲しいのは「恋人」ではなく「スポンサー」だ。
そう考えると、高級レストランに行くかどうかを基準にすれば、女性の本性が見抜けるのかもしれないな。むしろ、最初からファミレスデートを提案して、相手の反応を見るのがいいかもしれない。ここで渋るようなら、それはもう「そういうこと」だろう。