触れたいのに届かない

隣にいるのに 遠い距離  

あと少し あと一歩  

手を伸ばしても 届かない  

言葉では言えない 想いの数々  

視線の先には 君の横顔  

笑顔ひとつで 心がざわつく  


欲望は心をかき乱す  

だけど君の前では ただの凡人  

弱さも見せられずに 強がるだけ  


手のひらの熱 伝えたいのに  

指先が 震えるだけ  

もどかしい距離が 心を締めつける  


触れられそうで 触れられない  

その距離が たまらなく愛しい  

だけど同時に 焦がれるような もどかしさ


夜の闇に溶けていく  

二人の影が 重なることはない  

夢の中だけの 儚い瞬間  


現実は冷たくて 触れられない  

けれどこの想いだけは 消えやしない  

君がいるだけで 世界は輝く


君と僕の間にある このもどかしさ  

それもまた、甘くて苦い  

触れたい でも触れられない  

その距離感が 今日も僕を狂わせる。

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