羨望の果てにある景色

不倫をしても  

子供を作っても  

世間から叩かれても  

それでもなお、人前に立ち続け  

金を稼ぎ続ける者たちがいる


羨ましいなぁ  

僕は静かに思う訳だ  

何をしたって  

どれだけ非難されたって  

彼らは笑顔でステージに立ち続ける  

それが力なのか、  

それともただの無神経さなのか


世間の目は冷たい  

鋭い言葉は刃となり  

心を切り裂くものだ  

それでも  

彼らはその刃を受け止めて  

なお、歩み続ける


僕にはできない  

そんな強さも、  

そんな図太さもない  

だからこそ、  

羨ましいと感じる訳だ  

彼らが持つその強さ、  

その耐久力が  

まるで別世界のもののように


でも、羨ましいという感情の裏には  

少しの哀れみもある  

その華やかさの裏で  

どれだけの孤独と  

痛みを抱えているのか  

僕には想像もつかない


それでも  

彼らは前に進む  

何があっても  

どれだけ叩かれても  

金を稼ぎ続ける  

その姿に  

僕はただ、羨望の目を向けるだけだ

羨ましいなぁ  

僕もそんな風に  

強く、たくましく生きてみたいと  

一瞬だけ、思う訳だ

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