怒りを楽しみに変換したい

今日は、心が揺れ動く一日だった。ふと手に取ったちとせよしのさんの『夢中でよしの』。彼女の透明感と自然体の美しさに、心が浄化されるような気持ちになる。水辺のシーンでは、清涼感が漂っていて、夏の一瞬を切り取ったような美しさに思わず見惚れてしまった。こういう瞬間に、やっぱり彼女のことが好きだと感じる。何も考えずにただ楽しんで、心を委ねられるのが一番だなと改めて思う。

同じような気持ちで、木山ゆかさんの『純潔DOLL』にも目を向けてみた。無垢さと大胆さが絶妙に絡み合い、シンプルな背景が彼女の魅力を一層引き立てていた。観ているだけで、心が穏やかになり、こうして自分の好きなものに触れられるのが何よりの幸せだと感じる。感想なんて、理屈じゃなくて、心で楽しむものだ。結局、好きなことを楽しんでいればそれでいいんだなと、自分に言い聞かせる。

その流れで、テレビをつけると、売れた途端に太鼓持ちをやめた芸人が映っていた。あの太鼓持ち芸人、あんなに熱心にやっていたのに、売れた瞬間から手のひらを返すように太鼓持ちをやめて、すっかり「成功者」の顔をしている。まあ、結局のところ、“長い物に巻かれろ”ってやつなんだろうな。努力も実力も関係ない、太いパイプをつかむのが勝ち組の法則だ。そういう現実を見ると、やっぱり少し皮肉の一つでも言いたくなる。『くぅ〜、ちょっと不幸が訪れれば面白いのに』なんて、ついブラックなジョークを思い浮かべてしまう自分がいる。

でも、そんな怒りも一時的なものだ。感想なんて考えず、好きなことをして楽しむのがやっぱり一番。感情をぶつけたり、皮肉を言ったりするのも悪くないけれど、結局は自分の好きなことに夢中になっている時が一番楽しいんだ。評価や感想なんて他人のもので、自分の楽しみ方は自分で決めればいい。明日もまた、好きなことに浸って、自分らしくいられたらそれで十分だ。好きなものに囲まれて過ごす日々、それが俺の何よりの楽しみなんだから。

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