僕がチームで働く理由 #1経緯
最近書き書きするモチベが上がってきたなと感じる今日この頃です。
今回も、僕の独断と偏見で #自分の感じたこと を書く「YAMADAタイムス」です。
前回、年末年始の出来事や想いを書き綴ってみたのですが、書きたいことが整理できていなくて、とっちらかったnoteになって反省しているので…今回はいくつかnoteを分けて書きたいと思います。
今回のテーマは「チームで働く」について、書きまとめていきたいと思います。
最近、運営するシェアオフィスのJungle gym OKINAWAの取り組みや、URAKATA Inc.の取り組について興味を持ってくれる方が多いのでほんとに嬉しいです。
その中でよく聞かれる「チームで働く」について僕の視点で書きたいと思います。
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「これからの時代はチームだ」
あちこちで目にしたり耳にしたりします。
そもそもなぜチームで働くのか?
その良さや魅力とは?
僕自身も「チームで働く」を実践するスタイルで様々なプロジェクトを遂行しています。
このnoteではまず、チームで働くに至った「経緯」について書きたいと思います。
なぜ(働くのに)チームを形成するのか?
僕の会社は、web領域のプランニングやプロデュサー業務をしている僕と、フォトライター兼、経理担当の妻の二人です。そんな夫婦二人三脚で経営している極小の会社の人間にも関わらず、僕が実現したい理想や目標は、夫婦二人で達成するのにとても難しい内容ばかりです。
そんな勝手な理想をなんとかして実現したい!そのために、僕が今すぐ行動できる最適な手段として、チームで働くスタイルを選び実践しています。
なぜ、理想の実現に向けチームという形成を選んだのか?その理由は…
自分に無い視点(新たな発見)を求めていた
僕は自分でも自覚していますが、ハイブリットな頭脳、技術をもつタイプではないです。そんな自分が一人で悶々と企画やアイデアを絞り出したとしても必ず限界があります。
もちろん、自分の成長と進化に努力をすることに、諦めた訳ではないです。
自分にない視点や発想をインプットしていくには、今以上に多くの人の思考に(情報)触れる必要がありました。スマートに生きる憧れを早々に諦め、もっと自分以外の多くの情報に干渉していく。関わることに躊躇せず、人との関係の距離を縮めていこうと決意しました。(人間くさい生き方へ思い切り舵を切り、人と深い関わりをつくる。自分なりのやり方です)
誰かとの繋がりを見つけだし種々雑多な情報を丸っと吸収していく。
方法として一番手っ取り早かったのは、自分に関わる身近な人に、熱苦しさと迷惑を承知で、自分の理想と想いを話してみることから先ずは、始めてみました。
周りも、新たな発見を求めている
例えば、知り合いのフリーのクリエイターさん、よく外注させてもらったり、僕を必要としてくれる専門技術の会社の代表やメンバー。
プロジェクトのブレストや、進行中のコミュニケーションの中で
「このプロジェクトを通し、僕なりに行く行くはこうなりたい。」
「どこにも確証はないが、こんな風な世界を目指してみたい」
「このプロジェクトには関係ないが、僕はこういうビジョンも考えている」…etc。
具体的な方法があるわけでもなく、理想と目的だけを種々沙汰なタイミングでアウトさせてもらっていました。
そんなテロに近い行為で、非生産的なコミュニケーションにも関わらず、ありがたいことに耳を傾けてくれる方々ばかりで…それぞれの視点や思考でたくさんの意見や発想のレスポンスを頂けました。過去に経験した話を真剣にぽろっとこぼしてくれたり、その時間はまさに僕に無い視点ばかり。
多角的で多面的なキーワードに溢れていて、今でも多くの学びの基礎になっています。
どなたにも共通するのは皆、僕と同じようにそれぞれの理想を持っている。
そして、僕と同じように自分に無い視点や発想を求め、対話できる相手を求めている。それが、最初の僕らの共通点でした。
僕と近い取り組みを計画しようとしていたり、実際に他の案件で、僕と似たような課題に直面していて困っていたりと…大枠の内容は違えど、それぞれに共感できる点と共通する点があるという発見がありました。
関わる”コト”と”ヒト”に、強い繋がりを持つ
僕が、自分に無い視点を求め新しい発見と吸収を得るということは、誰かの貴重な時間をもらい、その人達の思考にお世話になるということです。
逆に、僕は何が返せるのか? そう考えることは当然でした。
ギブ&テイクのギブとして僕自身ができること。
それは、僕にしてくれたことをそのまま、返すことです。
僕に共感してくれた人の理想/目標や、課題/悩みに僕なりの視点を相手に提供することです。
相手には相手の理想や目標が存在し、その中で可能性を広げるため、異なる視点を求めている。そこに僕なりの視点で答えるという、思想の等価交換のような感覚です。何か役立ててもらえる方法として今の僕ができる最大の方法でした。(その後、お役に立てたかどうかは置いといて…)
そんなギブ&テイクを重ねてくれる方々が少しずつ増え、いつしかそんな方々と理想を共有し共感し合うことで、以前より様々なプロジェクトを共同で行う環境が増えて行きました。
理由としては、それぞれに共通する点と共感できる点があり、時間と能力を持ち合わせ一緒に取り組む価値が生まれたからだと僕は思っています。
それぞれの内なる部分を認識し共有できたことで、それまでの一定の関係だった人間どうし(ヒト)が時間と行動を共にする目的(コト)が増えた。
この関係をもっと強い関係にする価値があると考え、あらゆるプロジェクトで実践してみました。
お互いの価値観を共有し、行動を共にすることでうまれる、新たな進み方。
様々なプロジェクトを重ねていくに連れ、個々の行動を共にする目的(それぞれの時間と能力を合わせ行動する理由)を今以上の大きな意味を持つことができる環境にしたい。
それも、それぞれの個々の歩みに負荷にならない方法で、僕たちなりの”やり方”を築いていく方法がないか模索しました。
具現化していくには先ず、個々の垣根を取っ払う必要がある為、
・共通の言語、ルール
・共創し合うことのメリットをイメージしやすい名称
・それぞれの働く環境やスタイルをベースに学びを共有するため集える場所
どういう方々が最適か、皆でブレストしていきました。
”自分たちなり”の”やり方”を挑戦してみたい
お互いの共通の価値を実現するため、行動を共にする。
その可能性をもっと大きくしていくために、それぞれの意識の繋がりをわかりやすく可視化する形式として、僕らの選んだ体制は
「チーム」というカタチです。
共創し合う関係を一つの形にする他の方法として、「会社」にしてしまうという案もありましたが、直感的に会社にする必要性は感じませんでした。
理由は、それぞれが持つであろう複数の価値感、進行スピード、バックボーンを全て、共通化することは皆のメリットにはならないと感じたからです。
それぞれの理想や価値観、ゴールはあくまでそれぞれに既存する。僕らがやりたいことは、実現に向けて進んでいくための”道のり”を、共創し合うこと。
そんな目的の元、個々が成長する為に繋りたい!という訳なので、うまく言えないですが…会社という形式の枠にはまらない感覚があったからだと思います。
チームというのは、全てをただ統一することがお互いにとってのメリットでは無いと考え、会社化する様々なメリットを切り捨てました。
会社化することにより、時には自分の意思とは別の判断で、優先順位を下す必要性が出てくる可能性もあります。また、皆が同じ思想になってしまっては、新たな視点や発見まで気づかないうちに統一化されてしまっている可能性だってあります。
それは、自分の理想に向けた前進ではなく、会社のための前進(活動)に時間や技術を投資することになります。(それがダメだと決して言っているわけでは無いです。)
僕らが求めるカタチは、それぞれの前進の妨げにならないやり方で、僕たちなりの進行方法を見出したいだけ。
それぞれの学びと成長を助け、共創することだけを最優先することです。
つまり…
チームとは個が学び、成長をしていくための手段であり、
チームであること(あり続けること)を目的にしてはいけない。
それが僕らの大枠のルールとなりました。
チームに属する根源が、全て「自分ごとに」に変換でき、行動を共にする価値が個にあることを前提にするので、会社のような”一つを大きくし正常化していくために働く組織”とは違い、”自分の可能性を広げるため、変化と変動する共創環境を求め、楽しめる仲間”のような…わかりづらいと思いますがそんなイメージです。
チームという環境は、異なる視点どうしが共に行動することで、固有の学びを共有し育む。その繰り返しで変革を繰り返し、作り上げられていく共創の場。そんな共創文化の構築に、挑戦してみる。
チームの力で、近い将来には社会に貢献できる価値があると僕は感じ、今現在もチームで様々なお仕事に取り組んでいます。
#1まとめ
それぞれのアイデンティティが存在していて、そのアイデンティティを育むことに共感し僕らは今、繋がっている。
繋がる背景には「個々の理想を実現する目的が存在する」ということが大前提にあります。
その目的の中で、僕のように個の力だけでは超えられないハードルに直面することや、それをなんとかクリアしたい。次のステージへ進んでいきたい。自分の視点では見つけ出すことのできない可能性や、挑戦するきっかけを探している。個が個であるが故の悩みや課題を解決し、成長し合う一つの方法として、共創するチームという形をつくった!という話でした。
#1経緯END
最初に書いた通り、いつも書きたいことが混雑し文章がとっちらかるので
#1 はここまで。
#2 は実際にチームで働くを実践して感じることを書いてみます。
次の記事では、チームが力を発揮しグロースしていくため注意している点と、共創するチームで自分たちの文化を育むための、環境づくりについて書きたいと思います。
Next theme is 僕がチームで働く理由 #2
自分の学びを共有することで、もっと大きな価値や成長を共に共有できると信じています。 見てくれる人の糧になればと願っています。 サポートじゃなくてもいいです。 フォローや、ハートもらえると嬉しいです!