よもぎのあんこ餅!
あなたは「粒あん」「こしあん」どちら派ですか。
浦幌神社・乳神神社 背古宗敬の宮司一筆です。
これは、北海道でよく聞かれる質問です。
ちなみに私は、「こしあん」なんですが、
実は、甘党ではなく、辛党です。
仕事終わりの一杯のほうが好きです。
そんな話は良いとして、
あんこの原料は「小豆」(あずき)です。
国産「小豆」の9割が北海道産です。
そのうち、十勝産「小豆」は品質が良いことから、
和菓子の原料として用いられることが多く、
この他には、お汁粉、ぜんざい、赤飯などの
消費も多いといわれております。
「小豆」の収穫は秋ですが、保存がきくので、
いつでも「あんこ」がつくれます。
当社には、代々「小豆」を奉納してくれる農家さんがいます。
石原農場といいます。
国道38号線で、花と野菜のスタンドも経営してます。
ここの「小豆」は上質です。
収穫祭で奉納された「小豆」は、
「お汁粉」にして振舞われますが、これがまた絶品です。
なんで、小豆の話をしたかという、
小豆の赤は、「魔よけ」になります。
赤飯の赤は、小豆の赤で魔よけになります。
また、無病息災を願って、小豆粥を食べたりもします。
先日、我が家の子どもたちが、朝からバタバタしはじめました。
前日から、ネットでしらべ、
あんこ(こしあん)を仕込み、
朝から、山菜の達人であるおばちゃんに電話して、
一緒に「よもぎ」を摘みに行き、
昼から餅つきが始まりました。
そして、美味しそうな「よもぎ餅」が完成!
ほどよい甘さで、つきたてのお餅を美味しく頂きました。
実は、
「よもぎ」も昔から疫病よけに食べる習俗があります。
「あんこ」と「よもぎ」
疫病退散には、最高のタッグを組んだ和菓子です。
子どもたちは、そんなことは知りませんが、
食べたい一心で一生懸命つくってくれました。
食べて免疫力アップ!
元気をもらいました。