見出し画像

8月19日(日)クルージングとレバノン料理

今日は友人たちが遊覧船に乗るというので、私も便乗してみることにした。プノンペンにきて3か月強、これが初めての観光らしい観光かもしれない。

遊覧船はサップ川(トンレ・サップ川と紹介されることも多いが、これではマウント・富士山と同じになってしまう)というプノンペンを流れる川を下って、再び停留場まで戻ってくるようだ。

1人5ドルの最も手頃な船は、地元の家族連れや僧侶など、私たち以外はカンボジア人しかいなかった。

川沿いの寺院やホテルなどがライトアップされ、いつも見ているのとは違うプノンペンの顔。船の上では音楽をかけたり歌ったり、風も気持ちよくてすごくいい気分だった。

クルージングが終わったあと、ご飯を食べに行こうということになって、私が数日前から猛プッシュしていたレバノン料理屋へ行くことに。ここは「手頃な値段で料理が美味しい、友人を連れて行ける店を探している」と伝え、1年間プノンペンで留学していた子に教えてもらったのだった。

店名は『Hummus House』。

フムス、という料理を知っているだろうか。中東で食べられている、ひよこ豆のペーストにニンニクやオリーブオイルや塩などで味付けしたものだ。以前どこで食べたのかは思い出せないが、とにかくフムスは美味しい。

友人にフムスとは何かを説明すると、「ひよこ豆のペースト...美味しいの? 想像できない!」みたいな反応。うん、私も豆のペーストとか言われたらきっとそう思う。

(写真左がフムス。パンなどと一緒に食べる)

登場したフムスを一口食べると、その場にいた友人たちは「おいしい!!」と絶賛。(本当に絶賛、という表現がぴったりだと思う。)一緒に頼んだパセリのサラダや、ファラフェルというひよこ豆のコロッケのような料理も、すべて本当においしかった。

パセリとかひよこ豆とか、日本料理では主役にならないようなもので構成されている料理がここまで日本人の口に合うのは、なんだか面白い。世界にはまだまだまだまだおいしい食べ物があるんだろう...今日のレバノン料理屋おおかげで、すっかり中東に行ってみたくなった。

もしいただけるなら......都心までの交通費にさせてください......