7月9日(月)エアコンが効きすぎていると感じた時に人間力が試される
どうでもいい話をします。
ほかの人がいる空間でエアコンが効きすぎていると感じたとき、あなたならどうするだろう。
まず、あるジレンマに陥る。
きっと、自分が寒いからといって勝手に温度を上げるわけにはいかないというのは誰でも考える。かといって、「寒くないですか?」と質問するのも野暮なものである。
なぜか。
この質問には「わたしは寒いんですが温度を上げてもいいですか?」というニュアンスが含まれていて、私が嫌いな「タバコ吸っていい?」という質問とほとんど変わらないのである。有無を言わせない押しの強さが、そこにはある
当たり障りなく、相手に選択権を与えつつ温度を上げる方法はあるのか。
これならいいかもしれない。同じ空間にいる誰かが、身体をさする、上着を羽織るなどのアクションを取った瞬間にすかさず「寒いですか!?!?エアコンの温度あげましょうか!!!!!!!」
相手のことを気遣える人間というふうに株を上げながら、ちゃっかり自分の目的を達成することができる最高の戦略ではないか
同じ空間に同様の考えを持っている人がいる可能性にかけて、寒いことを仕草でアピールしてみるという手もあるが、思慮深いあなたはきっとそれは選ばないだろう
なぜなら、気づいた人に「自分でリモコンを操作したくない怠惰な奴」と思われ、幻滅される可能性があるからだ
つまり、「おそらくこの場にいる全員が寒いと感じているけど誰も声を上げず動こうとしない心理戦」に突入した場合は、一瞬も気を抜かずに周囲を睨め回し、誰かから「寒いアピール」が発せられた瞬間に声をかける、がベストという結論で今日は締めたいと思う。
どうでもいい話でした。
(……世間の方々はこれ(気遣い)を当たり前にやっているのだとしたら生まれ直したい)
もしいただけるなら......都心までの交通費にさせてください......