新潟交通の値上げに関する市民公聴会参加してみた(9)
それでは泥沼の西区を見てみよう
地形的な問題もあって西区って地味に無駄な路線って結構多い
関屋分水を超えてから新潟大学方向、旧黒埼町など旧新潟市の中でも住宅地は密集している。また海岸線に沿うようにJR越後線が走り、それを挟むように複数の路線がある。
確かに西大通り(旧116号線)が砂丘の頂点と言うのもあるのだけど
そこを走るのはドル箱の「西小針線」、海に近い側に狭隘路線を走る「有明線」が、反対側には本数が1時間1本しかないような弥彦街道を走る「寺尾線」が、その更に外に「大堀線」が走る。
当然ながらこの間を徒歩で移動はできる。坂道などはあるが。
ある意味とても効率が悪い路線配分でもあるんだよね…
通り1つごとに走らせる意味ってどこにある?って感じさえあるのが寺尾線の存在かな、と。
JR並走なので駅間次第で見切りをつけるのは可能なところ。
何よりも均一初乗り運賃で実はJRだと新潟大学前まで行けてしまうのが大問題でバスじゃないとダメじゃないならJRの方が安価になる。ただし本数は単線なので20分間隔なのが手痛いところか。
この並走してる区間で真っ先に統合して運転士確保しろよって思うのが
寺尾線と大堀線の統合かな、少なくても経営者だったらやる判断下すかなと近すぎるし。ちなみに大雪では絶対動かす路線ってあるのだけど、寺尾線は切り捨てで大堀線が優先される扱い。
ではその区間料金を…
西小針線 新潟駅前から西小針まで 380円から430円と50円値上げになる予定。確かに取れるところから取ろうと言うことでドル箱から行くのだろう。松浜にしても同じだけどワンコイン以上の値上げってそこそこのインパクトかな、とも思う。
越後線、駅間が短いのも特徴的ではあるので「快速残せ」とか騒いでいるのが粘着でいるけど実際乗ってないから減らされているんだろうと思うとしょうがないのかね。
ちなみにBRTが盛んに不満とされているのだけど
運転士の再配置と中心部までの遅延を食い止めると言う意味では他の交通機関では普通にやっていることなのだけどそれを理解しない老害は駆逐されるまでわかってもらえないんだろうかな。
で、その青山からの運賃があって
青山から西区役所前・坂井東三丁目 が230円から260円に
青山から旧黒埼町方面の大野仲町までが 290円から320円に。
西区役所には目の前に停まる寺尾線なのだろうがあまりにもなさすぎて大堀線で坂井東三丁目から歩いて裏から回る方がよっぽど現実的だとグーグル先生が言っているので無くしたらいいのにな。
西区で意見してる人は数人いらした
BRT乗り換え嫌だもいたけど、まだ中央区とは違って若い方で
連接バスを有効活用しようよ!だったりしたので公聴会って本来愚痴こぼしの場ではないよねと思うとやはり「住みたい街ランキング」に出てくるからなのか若い世代の声って拾えばいいのにとも思った。
新潟市、住みたい街ランキングでも区別になると中央区は利便性では上位になるけどそれは中心部ではなくて郊外の住宅地がいいと言う声も。
西区は子育て環境もそこに入ってくるがあるのだけど、大学があるのと新潟地震後の住宅需要でなのか割とアカハタ大好き老害が多い土地でもある…
西区のヤバいところは「JRに負ける」と言うところか
mなた旧黒埼町だと鳥原(とっぱら)と言う高速バスのバス停があって、ここは今回の値上げ対象ではない。場所によってはパークアンドライドで高速バスで移動したほうが安くなると言う問題が発生してしまうのも問題。しかもこちらはIC割引(定期券は紙のみ)がある。しかも10カードで割引。
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