新潟交通の値上げに関する市民公聴会参加してみた(2)~老害とマスコミ酷い
広報で知った私としては新潟市は8区あるので満遍なく参加されているのだと思っていたのだがそうではなかったようだ
参加していても「発言」しなかっただけかもしれないが
おそらく完全なる「組織票」である
進行としては市の担当課が、そこに担当部局が並び
説明は新潟交通が行うので新潟交通の担当部局がやってくる形
手話をされる方もいたので
進行+市担当者+手話通訳者の4人が登壇右側に
新潟交通関係者が登壇左側に4人と言う形
参加者は言うまでもなく
「老害」
そのもので現役世代なんてそもそも平日の19時にやってこれるかと言えばほぼ不可能でしょうよって感じ
男女比率で言えば圧倒的に男性
まぁそれもこの後につながるのだが組織票と言ったのはここに通じる
行政区としては「北・東・中央・江南・西・西蒲・秋葉・南」の8区あるのが新潟市でその全てのエリアには新潟交通とその子会社の新潟交通観光バスが交通ネットワークを持って維持しているのだが
発言したのが「中央区」「西区」「東区」だけで、旧新潟市でも全てを賄っていないのがまず大きな問題で、なんだったら発言の大多数は「中央区」ばかりである
さらにもっと言えばエリアが限定されてきて
沼垂・しもまちエリア・県庁出来島周辺が多かった
そして新潟交通の担当者を〇〇君、課長だと思ってたのに今度は部長かね、偉くなったもんだねー
と完全カスタマーハラスメント・モンスタークレーマー気質が勢ぞろいなのが問題
進行の最初には「値上げに関することだけの質問」「1人3分の時間制限」不規則発言禁止が説明されたがそもそも守るようなメンツではなかったのも添えておこう
新潟交通の経営についてがまず値上げについて説明が必要なので四季報的なものを読める人はそちらを検索してもらえばいいと思うのだが
直近令和5年3月期の連結決算 ←ここ重要
決算短信(連結) 当期純利益 897百万円 営業利益 1,372百万円
内訳
運輸事業は売上高が 7,496百万円 営業利益は 101百万円の赤字
不動産事業 営業利益が 1,125百万円
商品販売事業 営業利益が 82百万円
旅行事業 営業利益が 31百万円の赤字
旅館事業 営業利益が 100百万円の赤字
その他事業 営業利益が 400百万円
これをざっくり家計簿に読み替えるとすると
稼ぎが足りないから家族総出で働いて、なんだったら爺ちゃん婆ちゃんの年金まで総動員してようやく「家族」でみたら赤字ではないだけなのですよ…
ただメディアはことさら「利益を出しているのに値上げはおかしい」と騒いでいたんですね…
同じく老害どももなんだけど