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千葉県オープンデータコネクテッドアイデアソン_アイデアコンテスト&交流会
アイデアコンテストについて
千葉県オープンデータコネクテッドアイデアソンは、千葉県主催で、オープンデータを活用して地域の課題を解決するアイデアを競う学生向けのコンテストです。
夏休みを利用し、千葉工業大学と麗澤大学の各会場で学生たちが考え抜いたアイデアについて、最終プレゼンをして、各賞の審査をしました。
オープンスペースの会場で緊張はMAX
今回の会場は、千葉駅にほど違い「Qiball(きぼーる)」という複合公共施設です。
しかも場所は、1階エントランスのオープンスペース。
来場・退場する方々がひっきりなしに通る場所で、人目が多い。
開始前から学生たちの緊張は爆上がりとなっていました。
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オープンデータ伝道師対談
オープニングセレモニーは、武蔵大学の庄司昌彦教授と一般社団法人シビックテック・ラボ代表の市川博之氏との「オープンデータ伝道師対談」です。
自治体や地域でのオープンデータの取組みの経験豊富なお2人の対談ということもあり、オープンデータ推進の課題や問題の「核心をついた」コメントが連発。
印象に残った言葉は次のとおりです。
・自治体職員は疲れている。そんな中でも、前向き・問題意識の高い職員がいる自治体は進んでいる。
・庁舎内に閉じこもっていても、地域の課題や市民ニーズはわからない。
・自治体には人事異動がある。民間や地域には無い。人事異動の穴を民間や地域が和らげることができないか。
・自治体主導では、デジタル化は進まない。民間と地域の力が必要。
・民間企業のデータ利活用の本気度が見えない。
・地域の情報は、地域の人々がつくっている、持っている。そこに気が付けば。
・データを手作業でつくるのではなく、自動でつくれたら、もっと進むはず。
学生たちの魂の最終プレゼン
チーム名「BOSAI」
アイデア「外国人への避難情報の提供」
習志野市の現状と学生自身が留学生であることから、在住外国人への災害時の避難情報等の提供手法の提案
ドローンを活用したプロジェクションや音声情報、またリアルタイム情報収集等
外国人だけでなく、高齢者や障がい者にも活用できるコンテンツ
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チーム名「トイレキーパー」
アイデア「スマートWCソリューション」
トイレをきれいに使ってもらうために、既存データからトレイが汚れる原因を探り、アプリやデータを活用した解決方法の提案。
トイレというプライベートな空間から、どのように効果的なデータを収集するかがカギ
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チーム名「SASUKE」
アイデア「Teganuma SASUKE World」
手賀沼の強みと弱みをデータでしっかり分析し「手賀沼サスケワールド」というテーマバーク化の提案
類似施設との差別化、経済効果等、プランがしっかり練られていて、実現可能性がとても高かった
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各賞の発表
それそれのプレゼンについて、新規性・データ利活用・課題解決の効果・実現可能性・継続性・発展性の6つの視点で審査され、3チームで各賞を分け合った形となりました。
チームBOSAIは、知事賞を受賞し、今後県庁で知事らと対談するとのこと。
チームトイレキーパーは、アーバンデータチャレンジへエントリーし、さらに高みを目指すことに。
チームSASUKEは、県内の企業が興味深々で、今後実現に向けたプランの再構築を協力していくことに。
アイデアソンでは、アイデア出しで終わってしまうケースが多いが、ぜひ今回のアイデアが実現に繋がって欲しいと願っています。
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会場の方たちとの交流会
コンテスト終了後には、学生たちを中心に、会場にいた自治体や県内企業、NPO団体の人たちとの交流会となりました。
ウラシマでは、千葉工大でのアイデア検討時に、BOSAIやトレイキーパーの学生たちの取組みを見守っていたことから、各チームの学生たちを労い、今後お役に立てることがあればお手伝いしたいと伝えました。
また「疲れている自治体」に対し、地域やシビックテック団体が、どう関わることができるか等、まわりの方と意見交換をしました。
本イベントの詳細については、下記の千葉県オープンデータコネクテッドアイデアソンホームページをご覧ください。
今回は、千葉県が主催で、課題提供として千葉市や習志野市、柏市が協力したそうです。
浦安市には明海大学や了徳寺大学があり、また市としてもDXやオープンデータに取り組んでいます。
いろいろと事情はあったのでしょうけど、今回浦安市と市内の大学の参加がなかったのが、とても残念でなりませんね。