明知鉄道と岩村城址
この辺りは何度か行ったことがあるんですが、明知鉄道には乗車したことがなく、一度乗ってみたいと思っていたところ、車両の中にまだ麒麟がくるの時のラッピング車両が使われているということを知り、それなら岩村城址も車でしか行ったことないし、セットで行ってこようと思い、日帰りで行ってきました。
明知鉄道は岐阜県恵那市にある恵那駅から明智駅までをつなぎ、大体1時間に1本くらいで運行されているようです。昼頃に急行が上下共走るんですが、このうちの3両は食堂車で、季節によって色々企画されているようです。
私が聞いたのはこの急行に使われている車両の1つが内装だけ麒麟ラッピングのままということだったので、この車両を狙って行きました。前日に思い立ったので食堂車の予約は出来ませんでしたが、到着してお客さんが出払った後、訳を言えばちょっとくらいなら中を見させてくれるかなと思って行きました。
でも恵那に着いて、とりあえず乗ろうとした電車がいきなり外装もまんまのラッピング車両(笑)。どうも当時走っていたハセヒロ車両とセットだった車両のようで、こちらは今も使われているようです。嬉しい。
恵那から岩村、そして岩村から急行に乗って明智、明智から恵那まで3回乗車しましたが、すべてこのラッピング車両でした(笑)コロ助で何一つ行けなかった執念というか怨念が導いてくれたのか偶然か。
何にせよ全てこの電車に乗れたので、なんだ、ほぼ乗れるのかと思ったんですが、違う車両が走っていたのも見かけたので、駅の人に聞いてみたところランダムのようでした。ちなみに参考になるかわかりませんが、私は①恵那発10:18、②急行大正ロマン1号(※月曜は運休しているようです)、③明智発13:59でした。
岩村城址は駅からちょっと距離があります。情報収集しましたが人によって言うことが違うため、どうしようか思っていたんですが、往復で2時間取ればさすがに大丈夫だろうと思って駅から歩きました。
駅から右手に斜めに進むように歩くと、岩村の商店街に出ます。そこからはまっすぐ歩く感じです。山城なので商店街の長い道もじわじわ上り坂です。
商店街を過ぎ、指示通りに左折し、学校のような建物を過ぎるとなんか立派な建物が出てきます。ここが一見岩村城?と思ってしまいそうですが、ここはまだ歴史資料館のある手前のところで、その先を更に進むとそこからようやく登城口です。
登城口からは山登りのような感じですが、整備されているので比較的歩きやすいです。自分はスニーカーで問題なかったですが、天候にもよると思うのでお気をつけて。こちら詳しくは調べれば出てきますが女城主のおつやの方でも有名です。女城主と言えばこの前大分病んだ感じで描かれたお田鶴の方や、逆境にも負けない強メンタルな井伊谷高校の生徒会長直虎がいますが、この方は信長の血縁者(信長の父ちゃんである信秀の妹にあたります。歳は若いですが)でありながら悲運な最後を遂げます。
まず岩村駅についたのが10:48、その後かなりのんびり歩いて(途中の和菓子屋で最中買ったり、お茶飲んで休憩もしたり)本丸跡に到着したのが12:00でした。その後は10分程度おにぎり食べてのんびりして、そこからサクサク下山して、岩村駅についたのが12:45でした。帰りものんびりするなら3時間はみると良さそうでした。
他にも途中、ドラマに出てきた明智荘をイメージさせるような田園風景や、途中の駅前に温泉があって、可能なら1泊くらいできると更にゆっくりと楽しめていいかなと思います。(私は以前大正村は行ってたので、今回は駅近くの土産物屋しか立ち寄らなかった)
3年前なのでなかなか残ってないものも多い現状ですが、今のところこの電車と大正村に若い頃の十兵衛と牧の方の衣装展示、岐阜城の資料館に信長と十兵衛の衣装、道三の蝋人形やサイン入りパネルが見れます。お土産で光秀関係が多いのは大正村と福知山でした。
また何か情報があればまとめていきますが、これを最後まで読んでる方は多分お仲間ではないかと思うので、何かご存じでしたら是非教えて下さい。