デスク周りの環境を整えている
僕は基本的に自宅で仕事をしています。
自宅ではこたつを作業用テーブルとして使っていて、長時間作業すると腰や首がしんどくなります。
自宅のデスクトップPCは7年前くらいのもので、グラボがGTX 770ってのがネック。そのほかの性能はまぁまぁなので仕事にそこまで影響しないけれど、今時のゲームを高画質で快適に遊べなくてしんどいです(仕事でゲームをすることもあるので重要)。
ダブルでしんどいですが、模様替えは面倒だしお金が吹っ飛ぶのが目に見えているので見て見ぬふりをしていました。
これまでだましだましやってきたんだけど、加齢と運動不足で体の丈夫さにデバフがかかってくるようになり、この姿勢がますますつらくなってきました。ついでにデスクトップPCの挙動も怪しく……。買い替えがめんどくさいなぁとか言ってられなくなってきたのです。
嫌々ながらも、重い腰を上げて環境を整えています。まぁ、実際に準備しはじめると楽しくなってきますが。本記事は、そんな現状をまとめたもの。
noteだとデスク周りをすっきりさせている方ばかりでスゲーとは思うし憧れもあるんですけれど、そういうのは面倒。環境が汚いのはご了承いただければ。ぐちゃぐちゃになったケーブル、そんなに嫌いじゃないですし。
なお、本記事は古いもの。最新の環境はこちらです。
買ったモノと購入価格
デスクトップPC:HP ENVY Desktop TE01-0111jp/15万円
ディスプレイ:HP OMEN by HP 27i QHD ゲーミングディスプレイ/4万7000円
デスク:FLEXISPOT 電動式昇降デスク E3 セット/5万7000円
ケース:FLEXISPOT CPUスタンド CH1/4500円
モニターアーム:FLEXISPOT ガス圧式モニターアーム D8/8100円
マイクアーム:CXWMZY/2500円
ケーブルダクト:FLEXISPOT ケーブルダクト CMP017/2500円
ワークチェア:エルゴヒューマン ベーシック/4万6000円(中古・送料込)
チェアマット:Rihans/2500円
合計:32万円ほど(クーポンなども使ったので、実際はこれよりちょっぴり安い)(貯蓄はなくなった)
デスクトップPC
ざっくりとしたスペック紹介。
・Core i7 9700
・RTX2060 SUPER
・HDD 2TB
・M.2 SSD 512GB
・DDR4-2666 RAM 32GB
コスパ最優先で選び、通常モデルより若干安い価格.com限定のものを買いました。
CPUは最新世代じゃないけれど、性能はそこまで変わらなさそう。
想定外だったのは、発送を待っている間にRTX 3000シリーズが発表・発売され、RTX 2000シリーズは型落ちになってしまったこと。なので、同シリーズのグラボを積んだPCが値下がりしていたら、そっちのほうがコスパが良いかもしれない。
今までのPCが古すぎたってのもあり、モノに関してはまったく不満はありません。APEXを高画質にしても快適にプレイできるのスゲー……とか、Lightroomの「ディティールの強化」の処理めっちゃ早いな……とか、いちいち感動しています。
不満といえば、注文してから発送まで2か月ほど待たされたことくらい。人気製品なんだろうと思うことにしています。あと、筐体が小さいので拡張性やメンテナンス性は皆無。PCをいじりたい人には向いていません。
ディスプレイ
ざっくりとしたスペック紹介。
・27型ワイド
・IPS液晶
・解像度 WQHD(2560×1440)
・リフレッシュレート 165Hz
・応答速度 1ms(GtG)
・FreeSync、G-SYNC対応
・DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×1
デスクトップPCと一緒に買いました。冒頭写真の左側にあるやつ。右のは余ったディスプレイ。捨てるのは面倒だしそのへんに置いとくのも邪魔だから、縦置きにしてTweetDeck表示専用機として活躍してもらっています。
ディスプレイを選ぶにあたり、個人的にクリアしておきたいスペックは「WQHD」「IPS液晶」「27型以上」「応答速度5ms以内」「FreeSyncかG-SYNCに対応」で、これら条件を満たしている本製品にはおおむね満足しています。
本製品はVESA対応しているけれど、ディスプレイ裏面のやけに固いパネルを開けて分解しなきゃいけないので、モニターアームを装着するときはめんどいのが欠点。
実際に使ってみると30型以上でも良さそうと思っているので、買い足すかも。そのときは家庭用ゲーム専用ディスプレイとして本製品には活躍してもらうので、無駄にはならないでしょう。
なお、本製品を4万7000円で注文確定した数日後、3万9800円で売られていることを知る。3万9800円でこれなら絶対オススメ……。
ライバルはPixioあたり? 4辺ベゼルレスなディスプレイを選びたいなら、こちらが良さそう。
デスク
デスクの高さに合わせて自分の姿勢を変えなきゃいけないのって不健康だと思っていて、電動昇降できるデスクにしました。
と意識高いことを言ってみたものの……本当は2020年8月に注文していたゲーミングデスクの発送が遅れに遅れ、11月までずれ込むと報告を受けたのでキャンセル。すぐ発送してくれるこっちを買ったという事情があります。
セットの天板(120×60cm・140×70cmから選べる。僕が買ったのは前者)に脚を付ける作業が手作業なのはつらかった。天板に穴を空け(穴は数個空いてるけど数が足りない)、木ネジで締めなきゃいけない。
そのため、電動ドリル&ドライバーが必要です。手でもイケるっぽいけど、相当硬いので疲れると思う。あと、付属のネジ類の精度があまりよろしくない気がするので余計に大変……。
電動ドライバーを持っていないし今後も使う予定がなかったので、コーナンで電動ドライバーをレンタルしようとしていました。借りに行ったらちょうど貸し出されてしまったらしくて在庫なし。その場で1000円程度の安物電動ドライバーを購入しました。
そんなこんなで組み立ては大変だったんですが、それ以外は文句なし。mm単位で高さを気軽に調整できる電動昇降機能は本当に素晴らしい。今日はこんな姿勢で仕事したいとか「今、ベストだと思うポジション」に合わせてちょくちょく高さを変えて使っている。
購入後にAmazon.co.jpのプライムデーで割引されてたのはややショックですね……。
ワークチェア
エルゴヒューマンって座ったことがありませんでした。エルゴヒューマンでドヤってくる友人(未所持なのにネットや本で得た知識と試座だけでマウントを取ってくる)から教わったことしか知らない状態。
なのに中古を見つけたときにノリで買ってしまいました(買ったぜって言ったらチープな質感だけどモノは良いよね~と再マウントを取ってきやがりました)。
エルゴヒューマンって背もたれの可動域が垂直から後ろ方向だけで、前傾できません。普段から背もたれとヘッドレストを使ったほうがいいの?と思って使ってたら、肩こりがひどくなったので違う気がします。
「ヘッドレストは主に休憩用」だってさ。やっぱり違いましたね。
たしかに、背もたれとヘッドレストに体を預けているときは気持ちいい(こんな姿勢だと、動画を見たりゲームパッドでゲームしたりするくらいしかできない)。
体に接地する部分すべてがメッシュで通気性がよく、クッション性?もいいあんばい。長時間だらーっとしてしまうこともあります。
このチェアにして正解かどうかはよくわかりません。もっと自分に合うものがある気がしてならないモヤモヤは感じています。
なお、PC+チェアを使うときの姿勢で参考にしている情報は、「VDT」(Visual Display Terminals)とかで検索すると出てくる厚生労働省とか富士通のWebページ。
と、ぶちぶち言っていたんだけれど、オットマン(足置き)代わりに空き箱を使ってみたら快適に作業できている気がしてきています。もうちょっと使い続けてみます。
その他
ケース
デスクトップPCを天板から吊るせるスタンド。
興味本位で買ったが、今のところいい感じ。PC周辺にスペースを確保でき、廃熱の熱がこもりやすくなりづらくなったと思います(ケース側面にある廃熱箇所をふさいでしまってしまっているけど)。
背面へのアクセスも良くなったし、掃除もしやすいですね。
これが……。
回るのカッコいい! 背面に端子を挿したいときとか便利ね。
ネジで数か所留めて吊るしてるだけの構造なので、いつかネジが取れて落ちるんじゃないかという不安は感じています(今のところはそんな予兆はないです)。
モニターアーム
初モニターアーム。ガワがプラでチープだし、思ったより可動域が狭い。8000円もしたのにこれ~~~~?と納得しづらい出来だと感じます。
アマゾンベーシックのやつ(エルゴトロンのOEM)にすればよかったかな……。
ケーブルダクト
ケーブル類を集約できます。思ったほどケーブルが入らないしペコペコした安っぽい素材ですが、安いしデザインがカッコいいから問題なし。
マイクアーム
マイクをデスク上に置いて使っていたら、デスクから吊るしているPCのかすかな振動がマイクに伝わっている(気がする)。また、マイクの感度を下げて余計な音を拾いづらくしたいので、口元までマイクを動かせるアームがほしくなって買ってみました。マイクアームってどれも一緒に見えたので、セールしてたものを選択。とくにこだわりはないです。
マイク感度を最低にしても自分の小さな声が相手に十分届くようになったっぽいので、買ってよかったです。ポップガードも付いてたからしばらく使ってたけれど、息がかかる位置には動かさないので外しました。
チェアマット
ワークチェアが重すぎるのか、床に敷いているコルクマットへのダメージが大きい。
なので、コルクマットの上にチェアマットを被せて対策しています。コルクマットへの被害は軽減されている気はするのですが、チェアマットをめくって確認していません。実際の状態はわかりません。
見るのがこわいから、これからも確認しません。
デスク周りの環境が完全に整ったわけではありませんが、なかなか満足しています。モニターアームとチェアは改善の余地があるので、いつか買い直します……。
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