自己紹介と、私立中学というテーマについて。

こんにちは。浦産茶と申します。

Xで「中受家庭を推し活する」と題して、中受や中学入学後のことを投稿してきました。Xは160字しか使えないため、それによって明確な内容の投稿に絞り込むことができるという良い面もあるのですが、やっぱり複雑な意見を書くのが難しいです。
最後の中学受験から1年半経ち、話題にするポイントが固まってきたので、このあたりで記事的にまとめた方がいいのではないかと思うようになってきました。Xのポストじゃいずれ自分も忘れちゃうし…。

1年半、自分が中学受験の渦中にいた期間も含めると4年半くらいに渡ってツイートまたはポスト(途中で用語やサービスの名前も変わったなあ)してきたことで、昔は書ききれなかった文章を書き切る力はついた気がしますんで、やる気も湧いてきました。

ポストから集めた話題を再構成して、思うことをまとめていくつもりです。中学受験をさせる東京近辺の家庭と、あと実際に通わせる家庭にとって役に立つ記事になればと思いますが、その前に自己紹介的なところと、なぜ私立中学が自分にとって興味深いテーマなのかを話させてください。

浦産茶は、東京西部に住むアラフィフ父です。子供はこの記事の執筆時点で中3と中2。2022年と2023年に私立中学の受験を体験しました。
自分の育ちは首都圏の公立小→公立中→私立高校→私立大学、という感じで、中高一貫校については親になるまでなじみがありませんでした。大学には出身者いましたけど、その実像についてはあんまり分かってなかったと思います。桜陰、雙葉の出身者に対して「フーン、でも自分も同じ大学にいるからおんなじようなもんでしょ」ぐらいです。よく思い出すと、小学生の家庭教師とかの評判が全然違ったんですけどね…そこを深堀りする関心は全然なかったな。
ですので、一貫校の受験は家内が言い出したことなのですが、受け止め方は世間によくある父親と同じでした。本来公立で十分。なのに聞くところによると東京都の高校はトップ校以外では大学進学の見込みがものすごく薄くなる。そしてトップ校に行くためには中学で内申がめちゃめちゃ良くないとダメ、だから中高一貫校に入った方が良い…。

本当かどうかは今もって分からないところがありますが、入学して、恐れていた資金面もなんとか来ている今、私立中高一貫校の独自の文化・方針というものには価値があるなと感じるようになっています。

ただ世間一般では学力を上げるためのツールとして私立が取りざたされていますが、学校が必ずしも学力を引き上げる役割を果たすわけではないような気がしてまして…この辺はひとつの話題として別に書きたいと思っているトピックなのですが、まあともかく私立中高一貫校というものにすごく興味を惹かれるようになりました。

今や私は、子供の教育や環境に思うところがあるなら、資金がある限り、合った私立中高一貫に行くといいのにと思っています。それを取り巻く入試事情とか受験産業はなかなかにクレイジーですけれども…。見栄やハイソサエティの一面も確かにあるので批判される側面も確かに有りますが、私立校が全体として果たしている役割はそれにとどまらない多様なものがあります。

子供が個性や人格を望ましい方向に育てるために、私立中高一貫校の環境を使って欲しいと思いますし、そのために学校を選んで欲しい。それを考えて進学先を選べた家庭は、きっと良い人生の時間を手に入れられると思います。中高は多感な時期で、自分の生きる道や友達作りの上手い下手などに学校環境の影響は大きいです。どんな人間になるかが決まる時期といっても過言ではありません。

そういった見地から、有名大学攻略のため「じゃない」学校選び、自分のお子さんの生きやすさのための学校選びが多くの家庭で行われることを願ってやみませんし、これからそういうことで迷っている家庭の方の参考になるような話が書けたら良いなと、思っています。

本日のところは以上です。

いいなと思ったら応援しよう!