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1月が終わること、読んだ本の装丁
何か記事を書かないと、と思っていたら2019年も一か月過ぎていた。
1月は単行本刊行当時話題となった『夫のちんぽが入らない』の文庫版を買って読んだ。
面白かったので新刊の『ここは、おしまいの地』も買って読んだ。
不思議と、作品読めば読むほどこだまさんが普通の人に思えてくる。
いや、ファミレスに行ったら無限に氷がでてきたり、骨盤から移植した首の骨が消えたり、なにかしら「起こる」人ではあるのだが……。
読み終えた時には、何か、わたしを覆っていたものが一枚、ふわりと風に乗って飛んで行ったような気持になった。
こだま作品が、こんなに美しい装丁の本になって書店に並ぶ時代でよかった。
文庫版の装丁おそらくタイトルの暗喩だとは思うけれど、人工物の青と植物の赤、緑の対比が生々しく、そのアンバランスさが好き。
今日は以上です。