「学校や放課後デイ以外で遊べるお友達が欲しい。なかなかそれができるお友達ができません。」 というお悩みをいただきました。
インスタで「何かお悩みや相談ありませんか?」と呼びかけたところ、、、
「学校や放課後デイ以外で遊べるお友達が欲しい。なかなかそれができるお友達ができません。」
というお悩みをいただきました。
なるほど!特別支援学校または学級に通っていたり放課後デイなどのコミュニティに出入りしていたとしても、なかなかそこから外のコミュニティにリーチしていくの、難しいですよね。
そもそもどういうコミュニティがこの世の中にあり、自分や自分の子がそういうところを居場所として感じることができるのか?うまくコミュニケーションが取れるのか?などなど、不安に思ってしまう部分もあります。
そんな時に僕が一番意識するのは「この人にとって、その場所が、最高に輝ける大好きな場所であるか?」です。
つまり、「お友達を作る」ということが目的になってしまわないようにすることを意識しています。
まずは、最高に輝ける大好きな場所を探す。じゃー何が好きで何が嫌いなのか?何に興味があって熱中できるのかを考えていきます。その場所がたとえバリアフリーじゃなくても、その人の身体的or知的or精神的にハードルがある場所だったとしても、「好き」はそれに勝ると思うんです。
好きな場所が見つかったら、次に環境の整備です。例えば車椅子で行きにくい場所なら、行きやすくなるように誰かに頼ってみる。「車椅子利用者でも行けるようにするためにはどうしたらいいかなー?手伝ってくれない?あそこに行きたいんだ」と。知的や精神的な障害に理解がないと思われる人がいる場合もそういう人に直接アプローチするんじゃなくて、もっと身近な人に頼ってみる。「知的障害のある人でも行けるようにするためにはどうしたらいいかなー?手伝ってくれない?あそこに行きたいんだ」と。
僕の場合は絶対に1人でやろうとしない。身近な人に聞いてみる、頼ってみるという手段をいつも使っています。常に、「あの場所で最高に輝ける体験がしたいんだ」という軸をブラさないように。
で、なんでこんな話をしているかって言うと、上記のように人に頼ったり聞いてみたりしているうちに大抵のことは動き出すからです。動き出すということは、すでに自分と同じ方向を向いてくれている人がいるということ。この方向性=ベクトルというのが僕はとっても大切だと思っていて。細かい詳細を詰めることよりも、ざっくりベクトルが合う人を数多く巻き込んでいくことの方が先だと思っているんです。ベクトルが合う人が1人でもいると、その人を中心にさらに2人3人と増えていきます。増やすために、周りに言いふらしまくるんです。「あの場所で最高に輝ける体験がしたいんだ」と。
もしこういうふうに言いふらすみたいなことにもハードルを感じる場合でも大丈夫。僕らが言いふらしますw
僕らに頼ってください、聞いてください。そしたら僕らが「こういう最高の体験ができる場所を探しているんだけど!どこかなーい?誰かいない?」と言いふらします。きっと1人は手伝ってくれる人が見つかるはずです。
1人でも一緒に考えたり動いてくれる人が見つかったらもう完璧。あとは自由な発想で「何やる?」を考えて、どんどんベクトルが合う人たちを増やしていく、ベクトルが合う人たちの中からお友達になる人が出てくるでしょう!きっと!どんどん!友達を作ることを目的とせず、「好き」を最大級に大切にするという考え方です。
ということで整理すると「学校や放課後デイ以外で遊べるお友達が欲しい」というお悩みに関しては下記でどうでしょう?
①そもそも、何が好きなんだっけ?どういう場所なら最高に輝けるんだっけ?を考えてみる
②その大好きな場所に行ったり体験ができる環境を整備する →言いふらす、頼る、聞いてみる
③ベクトルの合う人が集まってくる →将来のお友達候補
④上記が難しければUbdobeに頼る
⑤誰かしら仲間が集まって一緒に何かしらの活動が始まる
⑥その場所で色々活動して(遊んで)いるうちにお友達ができてくる
⑦お友達ができてきたら「みんなで何やる?」的な視点で①に立ち戻ってみる
ものすっごいざっくり話しちゃったけど、僕の考えとしてはそんな感じです!!!!
何かの参考になったら嬉しいです!
<P.S 相談してくれたアナタへ>
もしだったらもっと具体的にインスタLIVEなどで直接お話しできると嬉しいです!是非!
By 岡 勇樹
(NPO法人Ubdobe 代表理事 / 株式会社デジリハ 代表取締役)
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