中国旅行のリスクと広告について、HIS株主総会
質問1:質問の前に今多くの会社で株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で配信してます。今日の株主総会見て素晴らしいなと思いました。ナレーション使って事業説明する会社が多い中、一つ一つ社長自らが説明をする。2号議案、3号議案の取締役、監査役の説明の際に一人一人立って株主に対してご挨拶をする。昨年130社行ったのですがそういう姿勢の会社がなかなか無い。そいういうことをやられているのは当社素晴らしいと思います。是非これはインターネットのストリーミング放送で配信してそういう姿勢を持っている会社だということをアピールしていただきたい。
質問なのですけど、地政学的リスク特に中国に関するリスクが高まる中で、漫画キングダム、パリピ孔明などの史記や三国志の(中国の)歴史的テーマが流行っているということもある。ロックダウンも解除されて行きたいということもあると思いますけど、地政学的リスク、昨年福島の処理水を放出したら水産物の輸入禁止にして、日系の料理店等が非常に困っている。あるいは反日運動も起きてしまっている。今年も台湾総統選挙で独立派が勝ったということで日本もそっちを指示しているということで中国は日本、日本人に対して厳しい状況になっていることを踏まえて、当社中国のツアー、先程中国に行かれているということでしたが、中国に対してどのようなリスクがあるのか?特にサイバーセキュリティーに関して、スマートフォンを使うとハッキングされるのでないか?グーグルを使えないとうこともあるので、セキュリティ上の問題があるということのリスクをどの様に説明されているのか?あるいは従業員に対して中国で働くことに対してどのようなリスクがるのか?ということを教育されているのか?をお伺い出来ればと思います。
司会:中国に対する地政学的リスクについて、どのようなリスクがあるのか?従業員に対してもということで担当から回答致します。
旅行役員:中国のツアーに関してパンダのツアーを販売して想像以上の反響があり、お客様のニーズが高いとうことを感じました。ビザの取得に時間が掛かるので、そのあたりはお客様への注意をしております。現地はローカル従業員も多いのですが、当社の企画担当者が中国視察を行っており、お客様のご案内出来るように努めています。インターネットあたりについても確認してお客様に事前に確認しようとしています。
システム担当:セキュリティに関して、コロナ禍IT投資が出来なかったのですが、コロナ禍の中でも進めていたのはITセキュリティでございます(略)。
中国に特化しては至らぬ点があると思いますので地域性を鑑みていきたいと思います。
司会:中国についてはビザの緩和があると思います。冒頭に話を頂いたストリーミング配信は検討していきたいと思います。
質問2:先程中国の件でスマートフォンを中国でインターネット接続しまったものを日本に持ち込むとハッキングされていしまう、ファイアーウォールを突き抜けてしまうということで企業によっては捨ててしまう。あるいは中国で写真撮影していると逮捕されてしまうということを認識されたほうがいいと思います。
広報についてお伺いしたいのですけど、最近テレビだとしてもチューナーレステレビということで地上波放送が見られていない、あるいは新聞も押し紙ということで(発行部数通り)配られていないなど、いわゆる4マスの宣伝効果が落ちている。インターネット広告、SNSの広告宣伝効果が高まっている中で、当社として広告宣伝のどのような取り組み、SNSやYou TubeやTVerなどの比率などをシフトをされているのか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:(質問復唱)。担当役員より回答致します。
担当役員:ご指摘の通り広告のあり方が大きく変わっており、以前は新聞やテレビの広告をメインに行っていましたが、最近はWeb広告を増やしております。あるいはティックトックを行っております。従来どおり新聞広告等も行いますが、若者マーケット向けにはWeb広告も強化しております。
司会:先程スマートフォンのハッキングについては情報ありがとうございました。
<備考>
カンファレンスホールを借りての総会。参加株主は数十名。
コロナ禍で厳しい状況で今季は無配ではあったのですが、最近海外ツアーが復活して見通しとしては明るい様子でした。
中国に対してのツアーは人気が高い様子なのですが、他の株主から中国より今後はASEAN地域に力を入れるべきだということの質問もありました。
そういう意味では他の株主からも脱中国の動きが見られるようになってきたのはいい傾向だと思います。
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