ゾンビパパ
1981年・アメリカ
監督:パトリック・レーガン
だいたいゾンビなんていうのは気の持ちようで、何日も眠ったまま起きなかった婆ちゃんが突然起き出して飯を食ったり排便したりしてまた眠るなんていう事件が近年日本でもありましたが、これも家族は勘違いしていただけでただのゾンビだったと知る人は少数です。
ただし、こんなこともカリブなんかではごく一般的な家族模様なのですが米国なんかではやっぱり小野ヤスシもどっきりするくらいの大事件だったりするらしいです。
べスとマイケルの双子姉弟はとにかくめんどくさがりの悪ガキで、学校も行かずに遊んでばかり。そんな二人をしかり飛ばしたい親父さんでしたが、突然現れたゾッキー達にあっけなく殺されてしまいます。
それを見た二人はあろうことか、親父さんを通信教育で習ったブゥドゥーの
呪術を使って、ゾンビにしてしまうのでした。
しかし「ウガー。」としか言えない親父に何か買いに行かせるわけにも行かず、しようがないので気に入らない奴らを殺させまわることにしたのですが、このゾンビ親父。車の運転ができるくせに、人を襲うときはのたのたと歩いてくので逃げられてばかり。
こりゃ役にたたんと分かり、自らの墓を掘らせて埋めてしまうのですが、ゾンビですから墓に入ると逆に眼がさえちまうらしく、夜な夜な墓から出ては隣の墓(女性)にちょっかいを出したり、近所の立ち飲み酒屋でクダ巻いてたりするのでした。
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