![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55371626/rectangle_large_type_2_327e34aa1633325d42ca9003492b264d.png?width=1200)
ローンの繰上返済
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
前回の記事で、ローンの返済額について書いてきました。
ローン返済中に返済額をコントロールする方法として繰上返済があります。
繰上返済とは
ローンの返済は、契約の内容に従って、毎月 借入金元本と利息を合わせて返済していきます。繰上返済は通常の返済とは別に、資金を返済することです。繰上返済で済した資金は、元本の返済に充てられるため、契約通りに返済する時より支払う利息は少なくなります。
繰上返済の2つのタイプ
繰上返済には、返済期間短縮型と返済額軽減型の2つのタイプがあります。
返済期間短縮型
繰上返済を実施しても、毎月の返済額を変更しないで、繰上返済額の分、返済期間を短縮します。
返済額軽減型
繰上返済を実施すると、返済期間は当初の契約のままで、繰上返済額分で、毎月の返済額を軽減します。
同額の繰上返済をした場合、返済期間短縮型の方が、トータルで支払う利息は、返済額軽減型のより少なくなります。
一方、短期的な視点でみると、返済額軽減型は、キャッシュフローの改善なります。
繰上返済のメリット
繰上返済のメリットとして、
利息の負担を軽減
金利変動リスクの軽減
返済期間が短縮できる(返済期間短縮型の場合
キャッシュフローの改善(返済額軽減型の場合)
があります。
利息の軽減
繰上返済した金額分の利息が軽減できます。当然、利率が高い方が効果は大きくなります。
金利変動リスクの軽減
繰上返済すること残債(未返済残高)が少なるなるため、金利変動した場合の、返済額や利息の負担額が影響が少なくなろため、金利変動リスクは軽減になります。
また、借入残高が減少すると、次に借入する場合の金額が多くなります。
返済期間が短縮できる
返済期間短縮型で繰上返済をした場合は、返済期間が短縮されます。
キャッシュフォローの改善
返済額軽減型で繰上返済をした場合は、毎月の返済額が少なくなる分、キャッシュフローが改善します。
繰上返済のデメリット
繰上返済のデメリットとしては
繰上返済手数料がかかる
現金の減少
があります。
繰上返済手数料がかかる
繰上返済をするときに、繰上返済手数料がかかる場合があります。繰上返済手数料は、金融機関のよって違いがあります。自身のローンの繰上返済手数料を確認しておきましょう。
現金の減少
繰上返済により、一時的に現金が減少します。手もとの現金が減少することで、設備故障などの突発的な出費に対応することが難しくなります。不測の事態に対応するために、現金を残しておくことも考慮する必要があります。
まとめ
繰上返済は、メリットがあるが、その効果は、よく検証してからすすめる必要があります。低金利の場合、繰上返済をするより、その資金を、借りている金利より高い投資商品があれば、その商品に投資した方が有利な場合もあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日は辺で、次回また。