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娘が学校に行かなくなった

中二の夏休みの終わりくらいから娘が朝起きられなくなってきました。この起きられなくなるまで中学入学以来学校の成績は体育以外5、部活は全国大会を目指している毎日放課後も朝も土日も終日練習している吹奏楽部、夜ご飯もそこそこに週2日は塾へも通っていました。

最初は部活でいやな事でもあったのかと考え、チラッと聞いてみたり、とりあえず部活をしばらく休んだらまたいけるだろうと思っていました。

そうして二学期が始まりやはりまだ起きられず、朝練どころか授業の時間にも間に合わず遅刻の日々が始まった。これまでおとなしく友達が多い子ではなかったが勉強はしっかりしていたし部活で少しずつ友達もでき楽しくすごしていたはず。どうして学校に行かないのかと尋ねてもわけが分からず、学校へ行きなさいと無理矢理起こしたり怒ったりしていました。

昼夜逆転。遅刻。休みがち。不登校気味。

睡眠薬をもらって眠れたら起きれるのではないかととりあえず小児科へ連れて行くも小児科では睡眠薬は出せないと言われ心療内科を紹介される。

心療内科に予約を取りやっと受診。ここまでに2ヶ月程度。そしてそこでそれまで聞いたこともなかった起立性調節障害と言われる。そして怠けてるように見えるけれど、怒ったら余計に悪化すると言われる。寄り添うしかないと。

そして自分でもネットなどで詳しく調べて行くとまさに症状が当てはまる。

このような中でもこのころは午後から学校へ通っていた。しかしこのような状況が続くとクラスの子に「また仮病!」「ずる休み!」などと言われるようになる。それだけならまだ何とかやり過ごしていたのかも知れないが、娘のすぐそばにいた担任がそのような声を聞こえていなかったはずがないのにそれを言った子に何の注意もせずなかったことにしたらしい。この事件の後、娘は教室に入るのが怖くなり、その担任に対して不信感を覚え顔を見るのも怖くなった。

不登校のはじまり。

そしてそのころ病院では抑うつ状態とも言われる。

この事件を私なりに分析すると、この担任は担任2度目の男性数学教師。私が話した印象から察すると学生時代勉強はできたがおとなしくクラスの少しやんちゃな男子にいじめられないように生きてきたタイプ。だから、自分が教師という立場になったにも関わらずクラスのやんちゃな男の子に注意をすることができなかった。娘から聞いたところ日頃からギャル系な女子のご機嫌をとり気を使ったりもしていたようだ。娘は勉強はできるがおとなしく友達も少ないタイプなので娘への中傷を注意することで自分のクラスでの人気が下がることを恐れたのであろう。そんな生徒と同じ次元でしか物事を見ていないような人物に担任の資格などないのではないか。

とにかくこのような事件があり娘の不登校は始まった。

これはもう2年前になる。それからの日々について、学校の対応、そこから見えてきた日本の教育現場の問題、夫の対応、そして離婚、いろいろなことがありすぎて怒涛のように過ぎて行ったこの2年間。このときの思いそしてこれからのことなど備忘録として書いていきたい。



ご支援いただければ嬉しいです。何らかの理由で学校に行けず困っている子どもたちやその周りの人と繋がり、自由に生きてよいし、何度でもやり直せるということを広めていきたい。