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潜在意識

この人に作ってもらおうっと思い、
何年ぶりかに訪ねた印鑑のお店の話し。
法人を立ち上げる為に印鑑って必要なんですね、その時に訪ねて相談しながら作ってくれたお店に、久しぶりに大切な印鑑を作ろうと思い
作ってもらいたくて行ったらね、奥さんが出てきたの。
あれー珍しなぁーと思い、説明を受けながら
“やっぱり高いけど記念だし手彫りにしてもらおう“と思ったら‥
「主人が生きていたらね、家で彫れたのですけどね‥」
ご主人は数年前に亡くなられたとの事。
思わず涙が出てきてしまいました。
でもね、よく考えると法人の印鑑をお願いしたのって10年前なのです。
そんな10年前の人の事を思い泣くって‥と自身に驚いた日でした。

人は顕在意識と潜在意識ってある

潜在意識って自覚をしていない意識なので無意識の感情が何かをきっかけに出る事があるのです。
それが今回は10年も前に出会い記憶があった人に、
その人がまさかこの世にいないなんて‥。
あの時、0から始め法人として法人印の意味の話を聞きながら作ったんだよね。
当たり前って本当にないんだな…。
又、この日から毎日を大切にしないと“一期一会“大切ですね。
人は日々気づき学び成長しなくちゃね。

突然ですが、介護は家族の歴史のフィナーレです。
この頃本当に思います。

それは、家族の関係は介護で顕在化され潜在意識が全てのトラブルや課題にぶち当たり、抗うんだなーと答えが出たように思います。

先日、“介護の為に“社会に順応をしなくて良い“のではないのですか?“
伝えました。
なぜそのような話をしたかと言うと、家族の歴史を少しずつ何年もかけ聞いた答えです。

その家族全員、社会が苦手でした。
社会と関わらない選択をし、数十年生活をしてきました。
そんな生活の先に介護と言う時間が訪れた訳ですが、
社会の仕組みに今更順応することはできません。
合わせようともしましたがトラブルだらけです。

人には限界があります。
ロボットではないので感情があります。

家族全員が感情を抑え、生きなくても良いではないかと私は思いました。

どれだけ社会が冷たく、誰も信じられない経験をしたとして、
限界を感じたその時、全てを諦め素直に受け入れると
人生を再スタートでき、家族の新しい関係ができるのではないかと思います。

介護中、社会のルールを受け入れようとするあまり、
生きづらさを抱え、家族の役割関係を全うし介護者が病気になり先に亡くなる人が多くいます。色々な意味です…。

家族介護に正解はありません。
介護は家族の形を最終的に見直す機会、チャンスです!
その機会を有効活用してみてください。
介護が終わり、又その後も介護者には人生は続きます。
そのままの関係の家族選択、又は受け入れ新しい関係を築く。
それは全て介護者次第です。

さて、今回はケアマネージャーのお話をしたいと思います。

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このマガジンは漠然としたこれからの介護の不安を抱えている人、介護中の人へ介護の先の見えない不安や介護のお金の心配が軽減できる内容です。

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