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ワールドカップ 2022
決勝トーナメントのクロアチア戦が終わって、選手が帰国した。
もう十分過ぎるほど、新しい景色を見せてもらった。
今回、日本代表選手から、沢山のものをもらった。
信じることは人を強くすること、仲間を思うこと、どれだけ批判されようと自分にはできると思うこと、どんな残酷な結果も受け入れて気持ちを切り替えること、到底無理だと思うことでも全力を尽くせば叶うこと。
日本チームの仲間を思い合う雰囲気が素敵。
一人ひとり、自分で築き上げてきたものがあるから、俺様な部分はあると思う。
というか、やっていくためにそんなメンタルが必要だと思う。でも、俺様だけじゃなくて、みんな献身的で、チームのためにと考えていて。ギスギスしてる雰囲気のの時があったり、相性の良くないメンバーも中にはいるかもしれない。でも、年齢を超えたチームの一体感があった。一瞬のために人生をかけて努力を惜しまない選手たちは本当にかっこいい。
自分を追い込むために、何とか気持ちを勝ちに持っていくために「勝ちます」という時もあるけれど、今大会の選手たちは、自分たちが勝つことを当然のように、心の底から信じてた。
格上のドイツ、スペイン、クロアチアが相手でも、個人の身体能力では敵わなくても組織力や戦略、持久力、自分たちのサッカーを貫けば勝てると信じてた。
強い気持ちを持つこと、信じることは、前へと進む大きな推進力になる。
「勝つ」「引き分け」「負け」と、複数のパターンの未来がある中で、立ち止まったり、フラフラ躊躇してたら、目的地にはなかなか辿り着けない。
「勝つ」と強く信じて行動することで、最短距離で勝ち道を進んで目的地へ駆け抜けることができる。
「三苫の1ミリ」みたいに、諦めずに力を尽くすことは未来を変える。
「無理かも」「どうせ、もうぐちゃぐちゃになっちゃったから、ここから立て直すなんて無理」「夢中になれることなんて私にはないし」とか、思って停滞してしまう。でも、あんな風に夢中にボールを追いかけて、キラキラしてる人たちを見たら、私にできることを頑張りたいと思って、心の温度が上がった気がした。