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単身カンボジア移住‐大学を卒業してすぐカンボジアに行った理由‐
皆さん、こんにちは!
小賀坂 源(こがさか げん)と申します~!
初の投稿ということで、これまで僕がやってきたことを自己紹介もかねて書きます。
ちょうど二年前なんですが、大学を卒業して保健体育の教員免許を取得し、そのまますぐ単身でカンボジアに移住していました!
約2年間カンボジアで色々やって今は帰国しています。
よく『協力隊で?JICAで?』って聞かれるんですが、そうゆうのではなく単身で殴りこみました(笑)
◎大学卒業してすぐカンボジアに来た理由◎
結論から言うと、僕は先生になる前に様々な「経験」が必要だったんです。
教員には知っての通り、国語、数学、理科、社会…などそれぞれの専門科目があります。どの科目の教員も、まず大きな存在意義として「教師」なんです。
教師は、人を育てなければならないのです。
自分の得意な科目だけを教える教師は、教師とは呼べないんです。それだけだと塾の「講師」と変わりがないからです。
「学校の先生」というのは、親の次に、下手すれば、親よりも長い時間を生徒と過ごすかもしれない存在。
そんな先生が、「人生経験」も「社会経験」もなかったら、生徒は一体その先生から何を学べばいいのでしょう。
勉強したら、いい職に就ける。勉強すれば、いい大学に入れて、安定した生活が送れる……
そんな時代はとうの昔に終わったんです。
こんな状況の中で、生徒の就職活動や進路相談の時期に、先ほど述べた先生はなんて声をかけるのでしょう。きっと根拠のないことを言い、その場をしのぐようなことしか言えないでしょう。それでは、いつまで経ってもこの教育の「負の連鎖」は止まらないんです。
もちろん全ての先生がそういった先生ではないと思います。
僕にも尊敬している先生はたくさんいます。だからこそ、その人たちが積み上げて来たものを崩さぬよう、そしてその人たちを越えるために、彼らがしてこなかったことをして、経験し、この教育の負の連鎖を断ち切りたいんです!!!!
今のままでは、確実に日本は、発展途上国に遅れをとっているでしょう。そして、安定が安定じゃなくなっているでしょう。
そうなったときに必要なのが、教育方針のひとつでもある「生きる力」が本当に必要になる。
教える側にそんな力がないのに、教えれるわけがないんです。当たり前です。
もっというと、日本の教育は5段階評価でいうオール3を目安に指導をしてしまいがちです。それは、社会に出たらオール3なんて極端な話いらないんです。
でも、どうせやらなきゃいけないのが現状なので、その中でも個性を伸ばしてあげられるような指導・教育をしなければならないのです。
僕は、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年と教育機関でのレールを走り守られてきました。だから生きる力がないんです。
カンボジアに来て思い知らされました。
「あぁ、甘やかされて生きて来たんだ。」
この国では、日本では当たり前のことが当たり前ではないし、明日も保証されていない人たちだっています。そんな中で明日も生きるために考え想像し、工夫し生きているんです。
これが本当の「生きる力」なんではないでしょうか。
偉そうに語っていますが僕も、今はまだまだ半端者で未熟者で世間知らずです。打ちのめされたことをあったし、苦しくて辛くて挫折しそうな時もありました。
でもこの経験が必ず将来、ぼくの力になると信じているから頑張ることが出来ました。
まだ先は長いです。必ず自分の夢を叶えるために、僕は前に進み続けます。
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