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イグナイトはコピペではない

イグナイトはコピペではない

という話をする。
フレーバーテキストが違うという話ではない。

ざっくり言えば個別の強み的な話を並べていく。

(古い下書きを無理やり完成させたため部分的に情報が古い点もあります。)

雑コラ

コピペとは


 通常Pのイグナイトは共通のP効果を持つ。そして固有効果を持たない。だからコピペではないか。

 そう思われるかも知れない。しかしだ

 各々が固有のサポートを持ち、他と異なる役割を持つ場合、それは本当にコピペなのだろうか。

 イグナイトたちはP効果のテキスト以外の部分、つまりステータスにより、サーチする時に優先順位が付けられたりだとか、特殊な活躍場面が発生したりする。

 イグナイトは共通効果を持つが、イグナイトはコピペではないと言いたい。


 前置きはこの程度にして、通常Pのイグナイトが個別に持つ強みを見ていこう。
 (今回はレベル(各2体)・スケール(各4体)で共通する強みの話は控える事にする。)

・「運用上の強み」
 一部のカードとのシナジーや、優先して使用する場面について説明する

・「対戦相手に応じた強さ」
 相手の使用するカードに依って生じる強さや活躍する場面について説明する

各ステータス解説


マグナム
Lv.3, Scale7, ATK/0, DEF/2000

運用上の強み

《おもちゃ箱》のリクルートに対応

《ストーンヘンジ》の蘇生に対応

《プロキシー・F・マジシャン》で手札から
特殊召喚可能

《儚無みずき》を想定すると《苦渋の決断》から
サーチする選択肢として優先順位が高い

対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:× 影:◎

《インスペクトボーダー》に戦闘破壊されない

ボーダー相手にセットorP召喚して攻撃を耐え、
次のターンに召喚権から動く場面が存在する



イーグル
Lv.3, Scale/2, ATK/1600, DEF/300

運用上の強み

ライフの2割を持っていける打点を持つ

《ブラック・ガーデン》の蘇生
(トークン2体or《ガーデン・ローズ・メイデン》)
に対応

「イグナイト3枚」or「イグナイト+イグニスP+任意の手札コスト」の初動から《聖騎士の追想 イゾルデ》前に《フルール・ド・バロネス》を立てるor無効誘発被弾後でもイゾルデ成立となる基盤の構成要素となる(実用性はさておき)

対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:◎ 影:×

《共界神淵体》で《S:Pリトルナイト》を無効にしながら特殊召喚できる



ドラグノフ
Lv.4, Scale7, ATK/1700, DEF/1300

運用上の強み

《予想GUY》・《リンクスパイダー》・通常召喚
に対応するイグナイトで元々の攻撃力が最も高い
(2体素材の《召命の神弓-アポロウーサ》や、
《ギガンティック・スプライト》を上回る)

イグナイトで唯一《灼熱の火霊使いヒータ》破壊時の効果でサーチできる上スケール


対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:◎ 影:×
(通常Pのスケール7で唯一魔デッキに耐性がある)



マスケット
Lv.4, Scale2, ATK/1400, DEF/1900

運用上の強み

下級モンスターの中で最もステータス合計が高く、
《原始生命体トークン》のステータスを高める
という観点で《レスキュー・ラビット》からの
リクルート先
として評価が高い
(P召喚後にイゾルデを含めて攻守3000↑確定)

イゾルデ①のサーチ先としてクセのない安定択の1つ


対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:× 影:◎

ライオウ相手の壁にはなる



ライオット
Lv.5, Scale7, ATK/1500, DEF/2500

運用上の強み

イゾルデやデュランダルでサーチするスケール7として選びやすい。(圧縮)

※ イグナイトにおける圧縮
デッキ内の弱いイグナイトを優先して消費すること。
デュランダル等でサーチし、アストログラフで2枚目以降まで消費することにより、エレクトラムや返しのドローで引く確率を下げる。

デュランダルからのサーチ先で最も守備力が高い。


対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:× 影:◎

素のエルドリッチに突破されない守備力

3枚初動の動きから制圧盤面を敷く際に《マジックカード「クロスソウル」》の被害を軽減する為、アストログラフから上級を確保しようとする場合、イゾルデの①のサーチでは②が通らない可能性を考慮して下級(次のターンに召喚する択が生じる=素引きリナルド等と組み合わせて動ける可能性の確保)のスケール2(デッキ内にはスケール7の方が多い)をサーチすると、自動的にデュランダルからのサーチ先はライオット(または確保する優先順位の高いイグニスP)となる。



デリンジャー
Lv.5, Scale2, ATK/2400, DEF/1200

運用上の強み

最も打点が高い

《ブラック・ガーデン》の蘇生(トークン3体及び《ガーデン・ローズ・メイデン》+トークン1体)
に対応

《灼熱の火霊使いヒータ》の破壊時の効果に対応


対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:◎ 影:×

モンスター4体以内で8000打点を確保したい場面では、デッキからありったけのデリンジャーをかき集めてP召喚することになる。



ウージー
Lv.6, Scale7, ATK/1300, DEF/2700

運用上の強み

最も守備力が高い
(軌跡の魔術師+ウージー+任意のイグナイトの計3体で守備力合計が3000↑となる
P直後の盤面で生まれる原始生命体トークンの攻守を意識する場合、初手がマグナム+召喚士のスキルであればキャリバーorデリンジャーをサーチするが、初手がイーグル+召喚士の場合はウージーを持ってくる


対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:× 影:◎ (死:◎)

咎姫や素のエルドリッチに突破されない



キャリバー
Lv.6, Scale2, ATK/2100, DEF/2200

運用上の強み

強いて言えば2番目に打点が高く、攻守合計が最も高い
素引きした時には殴りの勘定に入れやすい


対戦相手に応じた強さ

ウイルス耐性:魔:◎ 影:◎
唯一ウイルス体制を完備しているため、ウイルスを想定する場合は優先して抱えたい

ボーダーを殴れる打点があり、結界像との攻守の差もクロックワークナイト1枚ではひっくり返されない





終わりに

いかがだっただろうか。
実は誰もコピペとか言っていないのではないか?

とは言え、それぞれに役割があると確認しておくことはまあまあ大事だ。

構築段階から相手の使う何に対して何が回答になるかを把握しながらデッキを回すというのは当たり前のことではあるし。

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