点字ブロックとQR
久しぶりに丸の内線以外のメトロに乗る機会があって、まぁ豊洲に用事だったんだけど、ふと足元にあったQRコードが気になってスマホを向けた。
街には自分の知らない世界がたくさんある。
やはり外に極力出て知る機会を作らないといけないなと思ういい機会となったので、今回わたしが初めて知った試みについて紹介したい。
このQRなんだ?
ららぽーと豊洲に用事があった私。
初めて降り立った豊洲駅におのぼりさん。改札どこだ?とキョロキョロしていたら、そこらじゅうにQRコードがあることに気づく。
用事をこなしてサッと帰るつもりでいたから、出口を早く探したかったけど、公共のデザイン大好き人間の私はすかさずスマホで読み取ってみる。
ん?…これはなんだ?
URLではなさそうだ。
さっそく検索したところ、メトロが試験導入している試みなんだそうだ。
shikAI(シカイ)という視覚障害者向けのメトロ構内の案内アプリ用のQRなんだそうです。
iOSのVoiceOver機能を活用したアプリなんだけど、視覚障害の方が白杖を持ってさらにもう片方の手にスマホを床面にカメラが向くようにしながら歩く…なかなか危なそうだ。
検証実験やってる動画や、健常者の方がどういうものかをテストした動画をYouTubeで見てみた。
視覚障害の方、イヤホンしてないと聞こえないんじゃない?というくらい周囲の雑音にvoice Overの声がかき消されている場面がいくつかあった。
また、両手が塞がる状態というのは、健常者でも少し不安だなぁと。
QRじゃないとダメなのかな?Beaconだったらカメラを床面に向けて歩く必要もないけど、、
干渉とかあるとか精度の問題なのかな?
QRならシール貼るだけでいいからコスト面の問題もあるのかしら?
なんにせよ、床にただ貼ってあるQRコード1つ気づいただけで、新しい世界を知ることができるってなんて今日はいい日なんだろう!って思った。
普段は在宅ワークで、家から半径5,6キロ圏内で生活している分、新しいことをインプットできる機会が少ないと実感。
コロナやウイルス性の胃腸炎とか怖い季節になっているので、ちょっと気がひけるものの、やはりたまには意識的に街に出る機会を作らないとな!と改めて思ったのでした。