20240925:一面のソーラーパネルは「きもちわるい」で済ませていい話なのだろうか?

某SNSで一面のソーラーパネルを作るくらいなら緑を植えた方がいいという話があった。
個人的には緑化活動大いにけっこうだと思うのだけど、一方で今の人類が電力に頼り切った生活をしていることも否定できない。電気がなかったらインターネット関連すべてできないわけで、そんな世界に暮らしたくないです。
だから、電力は絶対に必要。

火力発電が7割以上というのは、個人的にはすごく危機感がある。
外部の石油に頼り切りというのも問題だし、石油の枯渇も短期的にはいいだろうけど、100年先とかだいじょうぶなのって心配になる。何億年もプランクトンや藻類の体積によって作られた石油をこの100年足らずで一気に燃やしてしまっていて、本当になくならないのだろうか。
たぶん正確な埋蔵量は誰にも分からない。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2022/html/2-2-2.html

経済産業省によると、このペースだと既知の埋蔵量だと53年程度は持続できるという。今の子どもたちが老人になるまでになくなる換算だ。
もちろんそれまでに別の採掘地を見つけられればいいけれども、53年は人類の持続を考えるとあまりにも短い。

一方で太陽光発電は原子力発電を越えて7%程度。
もちろん日本の地形や気候を考えるともろい地盤にソーラーパネルをむやみに建造するのは危険だとも思う。
それでもある程度クリーンなエネルギーの割合を増やしていかないと、石油や石炭がどんどんなくなってその先の人類の未来がなくなってしまう。
いわゆるエリクサー症候群なのかもしれないけど、計画的な石油の利用をそろそろ考えた方がいいのではないかな……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?