オンライン文化祭的なモノを小規模に始めようと思ったら、あれよあれよと人が集まってきちゃった話。
noteではお久しぶりです。
最近Twitterで「#オンやる」という謎のハッシュタグをよく使っているのですが、フォロワーの皆さんは気づいてくださっているでしょうか。
このあたりのツイートですね。
この「オンやる」
正式名称は「サイバー大学生がオンライン勉強会やるってよ」という名前でして、うぽは立ち上げメンバーかつ実行委員長をしているオンラインイベントなのですが。
こじんまりとはじめたつもりが、なんだか予想外にビッグなイベントになりつつあり、有り難いながらも少々困惑しています(笑)
今回はそんな話を書いていこうと思います。
文化祭という甘酸っぱいワードに沸き立つ部員たち
そもそもこのイベントは、現在W実行委員長をともにやっている豊福鮎美さんが「サイバー大学生が集まる文化祭をやりたい」と言い出したことからはじまりました。
あゆみさんはサイバー大学起業部の部長で、部活内のオンラインミーティングで生まれたアイデアだったのです。
「文化祭!なんだか楽しそう!」
起業部部員の多くが、その魅惑的で甘酸っぱいワードに、にわかに沸き立ちました。
サイバー大学はそもそもコロナが流行るずーーっと前からフルオンライン大学。多少の部活動はあっても、文化祭なんて、そんな青春めいたイベントは存在していなかったのです。
どうやって実現するかはわからない。でもなんだか楽しそうで、興味がそそられる。参加したい、企画したい。そんなふつふつとした熱量が部員内に広がり始めました。
(※その後議論を重ね、諸般の事情で文化祭ではなく勉強会と表現することになったのですが……文化祭のような楽しげなイベントをやりたい、というスピリットは、委員皆が共有しています)
深夜まで繰り広げられる起業部ミーティング
うぽもそんな「なんかそそられる」という感覚でそのmtgに参加していて、なんのかんのと意見を言っていたのですが、その部内mtgで最初に検討されたのが「いつ・どこで・どうやってやるんだろう」ということ。
いつ?
……大学生も先生も一番ヒマな9月にしよう。
どこで?
……そもそもオンライン大学だから、学生は全国・世界に散らばってる。
リアルとオンライン両方できたら理想だけど、コロナの収束が予想できない中で、リアルはできるのかな?
どうやって?
……オンラインだけのイベントって、現実的にはどうする?
などなど、オンラインミーティングでは深夜まで喧々囂々と(?)議論が交わされました。
本当はもっとこじんまりとやるつもりだった
さて、それらのミーティングをしていたのが、だいたい6月頃。
9月に開催するとして、今年(2020年)やる?来年(2021年)にやる?
残り3ヶ月しかない中で、まったくゼロから、大学レベルのイベントを企画するのはかなり無謀に思えました。
しかし、1年3ヶ月後の開催というのも、なんだか遠く感じます。
起業部といっても、有志が集まっただけの団体です。社会人との兼業学生も多い中、そんな長期間のプロジェクトで、モチベーション・熱量を維持できるのか。うぽにはそれが疑問に思えました。
たった3ヶ月でイベント企画は無謀。
でも1年3ヶ月と遠くなることで、せっかくの今の熱量が消えてしまうのは、もったいないのではないか。
そこで
「2021年を本開催として、2020年はプレ開催しよう。3ヶ月でやれる範囲で、まずはこじんまりとイベントを成功させよう」
と提案をして、この方向で決まりました。
そうです。
「できる範囲でこじんまりと」やろうとしていたのです(笑)
このときはまさか、オンやる委員会の委員が46名越えの大所帯になるとは想像もしていませんでした……(笑)
動き出せ!オンやる!集まれ!オンやる!
だいたいこの決定と時を同じくして、あゆみ部長から、オンやるの実行委員長をやって欲しいと直接のオファーを頂きました。
最初はびっくりで「いやいや、CU起業部にはもっと適任な人が居るでしょう」と本気で思っていたのですが、あゆみ部長の熱く冷静な説得を受け(笑)、最終的には納得してお引受けすることにしました。
やるからにはやる。腹をくくって青春するしかありません!(笑)
そうと決まったら大変で、起業部内外から、イベントをサポートしてくれる人がどんどん集まり、slackワークスペースがうまれ、組織図がつくられ、役員会が作られ、具体的な検討がどんどん進んでいきました。
チームワークに悩んだ音楽活動時代
ここでかるく余談ですが、うぽは10代後半~20代前半頃、音楽活動をしていました。
ライブイベントの企画やら運営もしていまして、多いときは3ヶ月に1回ほどのペースで……ちょうど今のオンやる準備期間と同じですね(笑)
イベント運営の難しさ・壁はいろんなところにあるのですが、その中でも大きなものに「協力者さがし」があります。
協力者を探してお願いするのも大変ですし、その協力者も、他の活動・仕事があるのですから、うぽのイベントに注力してくれるわけではありません。
熱量が合わずに歯がゆい思いをすることもたくさんありましたし、そもそもその過程の大変さに、当時のうぽは、イベント運営の多くのタスクをほとんど一人でやってしまっていました。それ自体経験にはなったけれど、わりと孤独に準備していたような気がします。
そんな経験をしてきたからこそ、今の状況……特に熱烈にお願いしなくても、やりたい・力になりたいと多くの人が集まってきてくださることが、どんなに有り難く・希有な状況なのかと、身にしみて感じています。
このあたりはあゆみ委員長の才能によるところが大きく、日々あゆみ委員長の凄さを目の当たりにしているところです。
(たぶんこれが一番人数が多かった主催イベント)
”スキルのるつぼ”な役員たち
オンやるには現在約46人の委員がいて、9月27日の開催に向けて準備を進めているわけですが、その準備の中心にいてイベント全体をバックアップしてくれているのが、約10人のオンやる役員会メンバーです。この人たちがまた、有能すぎるのです(笑)
役員のほぼ全員が兼業学生で、なんらかのスキルや経験を持っています。そんなプロフェッショナルなスキルを(もちろん給料は一切出ないのに)、惜しげもなく使って準備を進めてくれます。
メッセージにすばやく反応する。できるタスクは積極的にやる。できないものはできないと言う。他の人の仕事を尊重する。
そんな、当たり前だけど出来ない人が多いことを、スマートに体現してくださる人たちです。
オンやるがハイペースで成長できているのは、そしてこんな非力なうぽが実行委員長でいられるのは、間違いなくこの役員の方々のおかげだと思います。
ここでうぽができることは何なのか
オンやるは給料が出ないから仕事ではありません。
でも、娯楽のように気楽なモノではなく、それぞれに責任があったり、〆切があったりします。
忙しい中頑張ってくれる委員・役員がいます。
お金ではないなら、うぽが実行委員長として委員の皆さんにプレゼントできることは何だろうと考えると、自己効力感(自分のアウトプット・スキルが認められて役立っている感覚)のプレゼント、挑戦・自己実現の場づくりくらいかなって思っています。
あとは、情報共有・全体把握をきちんとして、置いてけぼりになる人がなるべく出ないようにする。
みなさんが安心して、自由な企画・アウトプットをできる環境を整える。
うぽができるのはこれくらいです。
2020年オンやるは、2021年本開催への打ち上げ花火です
さきほども書いたように、2020年はプレ開催です。
ありがたいことに意外と大きくなっちゃったけど(笑)、それでもまだまだ未完成な準備品です。
2020年9月の委員参加はもう締め切りました。
この記事を読んで、興味を持ってくださったサイバー大学生・OB・OGの方。2021年に、ぜひ参加してください!
「2021年に参加したい」と思ってくださる人と、一人でも多く出会えますように。
それが2020年オンやるの目標です。
サイバー生でもなければ大学生でもない方。
9月27日の当日の配信は、だれでも見られます。
みなさんにぜひ見て・参加して、オンやるを体感して欲しいです。
委員の一人の林崎さんが作ってくれたウェブページ、貼っておきますね!
みなさんのご参加、お待ちしています!
※今回はオンやるアドベントカレンダーの記事として執筆しました。
https://onyaru.com/adventcalender.html
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