友達が居なかった私がマインドマップを書いたら3ヶ月で友達が10倍になった話
突然ですが皆さん、友達はいますか。
広く浅く交友する人、少ない親友と親睦を深める人、彼氏ができると友達なんてそっちのけになっちゃう人(笑)、人それぞれだと思います。
うぽはというと、ついこないだまで「自分は友達がいない」と思ってました。
「友達」とか「友達づくり」というものに小学生のころから今の今までずっとコンプレックスを持っていて、漠然とした孤独感にさいなまれる日もありました。
でもそれも3か月前までのこと。
今は、心から「友達」だと思える人たちに囲まれて過ごすことができるようになりました。
漠然とした孤独感も、もうありません。
きっかけは3か月前に書いたマインドマップからでした。
今回はこの劇的ビフォーアフター(!)について書いてみようと思います。
小学校の教室から始まった「友達コンプレックス」
うぽが通っていた小学校は1クラスに女子が10人しかおらず、わかりやすいイジメこそなかったものの、なかなか過酷な人間模様でした。
いわゆる「友達グループ」ができては消え、またできたと思ったら、クラスの誰かの陰口で壊される。そんな日々の繰り返しでした。まさに「今日の親友明日の敵」を地で行く世界です。
「そんなことで壊れる親友関係なんて親友と呼べない」と言われてしまえばその通りなのですが、小学生女子とは「仲良くなれば即親友」という生き物なわけで……。不安定な人間関係の中で、すっかり「友達はどうやって作るのか」「友達とは何か」をこじらせてしまった感があります。
友達は居ないがコミュ障ではない
ちなみに、うぽを知る人なら理解してくださると思うのですが、うぽはいわゆるところの「コミュ障」ではありません。
初対面の人とも臆せず話せますし、相手が年上でも、仕事関係でも、コミュニケーション全般にあまり苦労したことはないのです。
でもそれは「広く浅く」の関係。もっと正確に言うと、「目的があってのコミュニケーション」なんですね。
その場を明るい雰囲気にするため。相手の話に興味があるから。仕事を円滑にするため。
その場その場では良いコミュニケーションが取れても、その仕事が終わり目的を見失うと、関係もそこでストップしてしまうのです。
だから何度でも孤独になる。目的しかないから、心から信頼しあえる関係にならない。そのループでした。
なぜマインドマップを書くことにしたのか
今だからこそ、↑のような言語化ができるようになったのであって、3か月前までの「友達が居ないうぽ」はそんなシンプルな思考回路になっていませんでした。ただ漠然と、友達が居ない。友達の作り方がわからない。コミュ障じゃないのに、フォロワーだってそこそこいるのに、なぜか寂しい。「友達」と「知り合い」と「親友」の境界線がわからない。
冒頭に書いたように、広く浅くの交友関係を持つ人もいれば、ごく少数の友人と深い関係を築く人もいます。「本当の友達は一人いれば十分」なんて発言を見かけたりして、「いや、たしかに一人くらい友達いるけど、、でもなんか現状に納得してない」と、わけがわからなくなっていました。
そんなことを考えていたある日。
「とりあえず「自分にとって友達ってどんなものか。どんな友達が欲しいのか」を知ってみよう!
と思い立ち、マインドマップを書くことにしたのです。
マインドマップを書いて気づいたこと
日ごろからアイデア出しや思考をまとめるとき、講義のメモを取るとき、なにかとマインドマップを使ってきたので、友達について考えるにあたってマインドマップを選ぶのはごく自然な流れでした。
さすがにパーソナルな内容なのでその時書いたマインドマップをそのまま公開するわけにはいかず、個人が特定できないように一部隠しました。
赤ラインが身の回りの人の名前(友達候補)、グレーがちょっとしたメモ書き・コメントだと思ってください。
書いてみた時点では、「ふむふむ、ふーーん。自分ってこんなこと考えてたのか~」「まぁでもわかったからって特別何も変わらんよね」というのが正直な感想でした。
けれどその後、このマインドマップによって大きな変化が起きることになります。
マインドマップを書いたあとに起きた思考の変化
マインドマップを書いてしばらく経ち、だんだん気づいてきたことがありました。
まず大きな気づき。
「一人の完璧な友達」に出会う必要はないんだ!ということ(笑)
いやいや!当たり前だろ!!と、読者の皆さんから総ツッコミをくらってることと思いますが(笑)、当時は漠然とながら本当にそう思ってたんです。
(ほんと友達に関してセンスないですね……)
↑のマインドマップを見てもらうとわかると思いますが、うぽが友達に求めていた要素は
①ダンスやビジネスについて知見を交わせる友達
②たわいのない話を気軽にサクッと話したりご飯を食べたりできる友達
③恋愛などパーソナルな話ができる友達
の大きく分けて3つでした。
この3つをすべて兼ね備えた友達……なんて都合の良い人はいないと気づきました(笑)
それと同時に、「どれかひとつに当てはまっていれば、それはもううぽの友達になり得る人なんだ」と気づくことができました。
そしてもうひとつ。
「こんな友達は嫌だ」を書くことによって、逆に、自分にとって心地よい友達像が具体的になりました。
念のため言っておくと、「こんな友達は嫌だ」に当てはまる特徴のある人に対して、「それは悪だ」とか「そんなやつとは付き合いたくない」とか思っているわけではないのです。身の回りにいたとしても普通に付き合うし、特別めちゃくちゃ不快に感じることもないでしょう。仕事の関係ならなおさら、何の支障もなくコミュニケーションしていけると思います。
でも「友達」ってそうじゃないと思ったんですね。
「これをされたら”しんどい”と感じるな」というのを理解することによって、「そうじゃない友達とは心地いいんだな」と理解することができたんです。
実際にどうやって友達が増えたのか
種明かしをすると。
ちょうどこのマインドマップを書いた頃に、部活に入りました。
ついこの春に卒業した大学の起業部です(うちの大学はオンライン大学なので、卒業後も部活に入っている人がたくさんいます)。
友達だなと思える人の数が一気に増えたのは、ここからの人脈が多いんですね。
なんだ、ただタイミングよかっただけじゃん。読んで損した。
と思ってるそこのあなた!ちょっと待って!(笑)
もし、この部活に出会ったけどマインドマップを書いていなかったら。
たぶん、入部しただけでめんどくさくなって、幽霊部員になって、もちろん友達も居ないままだったと思います。
いや、そうだと確信できます(笑)
「この部活の人となら、ビジネスやダンスについて話せて、お互いに学びがあるかもしれない」「それって例の友達像に当てはまるじゃん」と感じたから、積極参加してみたし、それによって、部活内で仲間・友達ができました。
逆に言えば、ここで出会った人と恋バナをするとか、気軽にご飯に誘うとか、そもそも期待もしないわけです(もしもそうなったらなったで良いのですが)。マインドマップを書いたことで、そういった切り分けもできるようになりました。
そして、時を同じくして、部活外でも友達が増えてきました。
というか、友達になりたかったけど、知り合いでしかなかったような人が友達になりました。……少なくともうぽは勝手にそう思ってます(笑)
なにか自分の中で具体的に行動を変えたつもりはないけれど、きっと深層心理の中に変化があって、「この人は友達なんだ」「この人と友達であれるような自分でいたい」という意識が働き始めたから、少しずつ状況が変化していったような気がします。
そして、「たわいのない話を気軽にサクッと話せる友達」は、必ずしもリアルの深い友達である必要はないということもわかりました。
マインドマップを書いたあとにHello Talkというアプリを使いはじめて、時々、海外の人とどうでもいい日常の話をします(笑)
英語の勉強になる上、相手は日本に興味があるので、「今日はスーパーに行ってところてんを買った」くらいのめちゃくちゃどうでもいい話にさえ興味を持ってくれます。いいことづくめです。
友達の作り方 総まとめ
さてここまで、超個人的に「うぽはこうしたら友達が増えた」という話を書いてきました。
たまたまタイミングがよかったり、周りに助けられたり、そういういろんな運が重なって、3か月で約10倍という大きな変化が起きたんだろうと思います。
友達は数だけでは語れません。
今後も同じ状態でいられるかどうかなんてわかりません。
自分にとって心地よい友達関係は、これからも変化していくでしょう。
そのときはまた新しいマインドマップを書けば、心地よく変化をしていける気がします。
もし今読んでいるあなたが、うぽと同じように「友達が居ない」「今の友達と居心地が悪い」と感じているなら、うぽと同じ方法も試してみてください。
きっとマインドマップじゃなくても良いんだと思います。
大切なのは「自分が心地よくいられる友達はどんな友達なのか」を言葉にすることです。
言葉にするだけで、きっとあなたの行動が、思考が、変わっていきます。
最後に、うぽと今「友達」でいてくださってる方へ。
いちいち「あなたはうぽの友達ですね」なんて言葉にすることは一切ないけれど、それでも、ともに過ごせることを、話せることを、うれしく思っています!
これからもよろしくお願いしますね☆
↑このツイートがきっかけ