正体不明である

正体不明である。僕の位置はどこだろう。夜が待ち遠しいようで忌避している。寂しいからだ。寂しいからか。自分を殺すほうへ向かわせる感情は隔たりがなくて、流動している。どろどろしているようで、さらさらしていて、急に跡を残さずに消える。ところで僕を襲う。


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