かみさま・ほとけさま・仏壇さま

僕は、決して紛失してはいけないような重要な書類や、用が有って普段より多く引き落とした現金等の大切な物は、なんとなく「仏壇」に、仕舞って置く、という癖が有る。 もちろん、そんなに大切な書類も、お金も心配なら、財布に仕舞い、セカンドバック等で、肌身離さず、携帯した方が合理的な筈だが、僕に限らず、昭和生まれの人は、なんとなく、そんな感覚分かるでしょ?

仏壇なら、他界した両親や、ご先祖様が、守ってくれる気がするし、もし、泥棒や強盗が来ても、まさか仏壇までは荒らすほど、非道は、しないだろう。なんて楽観してしまうのです。

 

もちろん仏壇には、位牌・遺影ぐらいしか無いし、それには、そんな「御守り」「まじない」的な効能は無いし、 世界で、我々ほど、宗教に無頓着な人種は居ないが、死者の魂とか、死者が守ってくれる等のオカルト染みた話は、うっすら感じるのは不思議です。

僕は仏教に詳しくない癖に、仏壇は持っていて、チーンと鈴を鳴らし、両親達の位牌に手を合わせる。これじゃあ仏教というより「仏壇教」だろうか?

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