東雲(しののめ)北斗

I・アシモフばりの、SFタッチの科学エッセイや文芸コラムを得意とするエッセイ・コラムラ…

東雲(しののめ)北斗

I・アシモフばりの、SFタッチの科学エッセイや文芸コラムを得意とするエッセイ・コラムライターで、 ただの道楽ライターです。 ここでは、電車や、バスの待ち時間や、仕事の空き時間等で、パパっと手軽にスマホで読める軽い読み物を意図したブログ記事を綴ってます。

マガジン

  • シルバーブロガー七転八倒

    要介護者が人生の晩年に挑む奮闘記ブログ集です。

  • 創作大賞

    創作大賞←この企画が存続する限り、毎回チャレンジする予定なので、 マガジン作っちゃいました。

  • 時間という現象

    タイトル通りのテーマを集めました

  • 令和にこそ「戦争と平和」(ただのブログ集です)

    僕は、誰もが、平和を疑う事なく享受している現代こそ戦争について考え、想いを馳せ、平和であり続ける努力が必要だと思うので、そんなテーマの記事を集めてみました

  • 四季折々の徒然譚

    タイトルの通りで「季節」や、それに伴う風物詩に纏わる想いを綴ったコラムを まとめてみました

最近の記事

ショートショート作品/スローバラード

この記事は、イベント「創作大賞」の応募小説です。シロウトの小説にアレルギーが有る方は、ご注意下さい。まずは募集要項に従い、「全体のあらすじ」から記します。 あらすじ・車好きの少年が、車に寄せる思い入れを「友情」に見立て描いた小説で、 奇異な経緯から、「魂」を宿した車と少年の交流の物語です。短い作品ですが、読んだ後、洗車に行きたくなるような話として読後も残る物語になればと想い描いた小説です。 ・・・以下本編・・・・・・・・・・ 親しい友人が、カーディーラーに就職したので

    • かみさま・ほとけさま・仏壇さま

      僕は、決して紛失してはいけないような重要な書類や、用が有って普段より多く引き落とした現金等の大切な物は、なんとなく「仏壇」に、仕舞って置く、という癖が有る。 もちろん、そんなに大切な書類も、お金も心配なら、財布に仕舞い、セカンドバック等で、肌身離さず、携帯した方が合理的な筈だが、僕に限らず、昭和生まれの人は、なんとなく、そんな感覚分かるでしょ? 仏壇なら、他界した両親や、ご先祖様が、守ってくれる気がするし、もし、泥棒や強盗が来ても、まさか仏壇までは荒らすほど、非道は、しない

      • 経済と幸福

        先日、情報番組で、ギリシャの風土や特性を紹介する特集を見たが、 そこに映っていた、ギリシャの方々は、みんな、幸せそうな様子だったのが意外でした。 だって「ギリシャが経済破綻した」というニュースが世界を驚かせたのは、ほんの十数年前ですよね。ギリシャ人達の満面の笑顔を見て、人の幸せなんて、経済だけで揺らぐモノではないのかもしれないと思いました。きっと、彼らは、我々と違って幸せに暮らす術に長けているのでしょう。 些細な事に幸せを見いだす感受性が有れば、経済なんて、屁でもないのか

        • 身近な宇宙よ、永遠に

          先日、つい「お月見」をし忘れてしまった。 お月見なんて風習、いつまで存続可能か?分からないのに、もったいない事をした。 昔、当たり前に見ていた、天の河や星座達が、いつの間にか、夜空から消えてしまったように、月だって見えなくなる日が来ても不思議じゃない。   我々が無分別に科学分明を進めた結果、地上に光が溢れ、大気も汚れ、星が見えなくなったのだから、毎年夜空に月を探し、月見をする事で、我々が、自然環境ばかりか、天体にまで害を与えないよう、自らを、戒める為に、 毎年キチ

        ショートショート作品/スローバラード

        マガジン

        • シルバーブロガー七転八倒
          32本
        • 創作大賞
          2本
        • 時間という現象
          27本
        • 令和にこそ「戦争と平和」(ただのブログ集です)
          11本
        • 四季折々の徒然譚
          22本
        • インチキ進化論
          5本

        記事

          時間の終焉

          まだまだ暑いっすね~ 夏は、終わらね~し、秋も来ね~のは、何故? 季節は、いつから、止まったまま? 温暖化も、気候変動も、ここまで乱れては「9月=秋の始まり」的な固定観念から、リセットした方が良いかもしれない。 「暑くなった=夏・涼しくなったら=秋・寒くなったら=冬」とシンプルに表現し、シンプルなライフサイクルに戻しません? 我々が、まだ「時間」なんてややこしい概念を、思い付かなかった頃は、夜が明け、明るくなったから「狩り」へ行き、森が薄暗くなったので村へ帰り・・・

          さよならマングース

          先日、環境省から、マングースが、根絶したとの発表が有りましましたね。 そもそもマングースは、ハブ退治対策の為に、持ち込まれた筈だ。 そんな自分達の都合の身勝手な理由で、拉致され、希少な在来種を襲う為と、これまた身勝手な理由で根絶させられては、とんだ、ホロコーストじゃねーか!我々って進歩ないのね。 そもそも生物は、生まれ育った環境に合わせて進化するから、故郷から遠く離れた極東の小島での生活は、快適な筈はなく、そんな中で皆殺しなんて、とんだ地獄絵ですね。そんな悪行を平気で行う

          さよならマングース

          オバケも猛暑は苦手らしい。

          今年の暑かった夏も、もう終わりですね。 今年は、夏が来る前から、例年以上に暑くなる事も、猛暑日が、多発する事も、あらかじめ、予測、報じられていたから、ホラーマニアの僕には、楽しみだった夏でした。  だって、暑い夏は「怪談で、ヒンヤリと涼を取る」というのは、古くからの、日本の夏の風物詩だから、例年より暑くなるなら、今年は、例年より多くの怪奇特番や、ホラー映画の放映を見る機会が増えるだろうと、期待していたけど、そうでもなかったので、ガッカリです。 温暖化が、更に、進めば、進む

          オバケも猛暑は苦手らしい。

          便利と不便は隣り合わせ

          先月、突然パソコンが故障しました。 僕の仕事は「在宅事務」なので、パソコンを修理するか、買い換えるまで、臨時休業になってしまった。  当然、休んでいた分、今月の給料も少なかった。  僕は新聞を取ってないから、主な情報源はテレビニュースとネットだけだったので、PCの無い不意の長期休業は苦痛だった。ネットなんて、長い人類史上、つい、最近始まった文化だから、もともと、無くたって誰も困らなかった筈なのに、いつの間にか生活に欠かせない物になっていた。特に僕はそれで仕事をしているから

          便利と不便は隣り合わせ

          衣替えは、お早めに

          イヤー  今日は暑かったですね。 昨日は「曇り」で、暑すぎなく程よい塩梅だったから、  突然季節が進んだように感じました。    僕は、こうして季節が変わる度 「もう夏か」とか「早くも秋だな~」とか「今年も早かった」なんて不思議な事を感じる。   何故季節があっと言う間に進む? 多分、これは「準備」の問題かもしれない。 たとえば、まだ過ごし安く、暑くなりだす前に衣替えを済ませ、夏服を準備しておけば「もう真夏日かよ~」って焦らず済むから、四季の衣替えを「前倒し」で

          衣替えは、お早めに

          「今」って、いつ?

          「時間」とか「時代」という概念は、実に難解で、複雑なものだと思う。 たとえば「今」ってヤツは数秒後には、あっと言う間に過去に成ってしまう。 じゃあ、その「今」って、いつなの? 「時間」そんな、あいまいなもの、本当に存在している? 誰もが気軽に使っている身近な言葉だけど、僕には、さっぱり分からない。   僕がこの、おかしな記事を書いている「今日」も今は、まだ成立していない。 今夜入眠し、明日に成ってから、振り返ってからでないと、時間が経過した感を実感できない。

          「今」って、いつ?

          命短し食せよジジイ

          僕は、食べる事が好きなので、食事を大切にしている。 生きるとは、喰う事だ。また、食事にとって大切な事は、単に貪る事だけでは無い。食す事、生きる事は、自分の為に他者の命を潰す事だから、食べる事と食への感謝は、同等であるべきだろう、とは言え、高齢な独身者の僕がスーパーやコンビニで購入して済ませるような食事に心からの感謝の思いを捧げるのは、案外難しい。 1年365日の全ての食事に同等に礼を払ってはいない。  例えば定食屋で清算し、店を出る際、店の店員さんになら「ご馳走様です」

          命短し食せよジジイ

          悪い予兆

          最近、天災か人災か?判断が難しいような災害の話が、毎日報じられています。 たとえば、熊の出没騒動も、人が木を伐採し、森を汚すから、彼らも森に住めないのだから、熊騒動の元凶は我々で、熊は被害者の筈だ。また、危険外来種の被害も同様ですよね。又、自然災害だって、環境汚染による「温暖化」で、災害が、拡大・多発化しているから「人災」ですね。同じく戦争も・・・と、地球上のあらゆる悲劇が我々が起因となっているなんて、困った話です。 これから、どんな恐ろしい時代が来るのだろう?

          希望の新種

          群馬県で先日見つかったイルカの化石が新種である事が、判明したという報道が、先日、有ったが、どこか不思議な話です。そのイルカは既に「化石」なのに、新種か?在来種か?そんな種別判断に意味有る?   実際、彼らも新たに発生した訳じゃないし、我々が、今まで彼達を知らなかっただけなのに、新種!新種と、とんだ「から騒ぎ」だ。 そもそも、地球環境は今、地球史上最悪と言える程、悪化しています。棲む環境が変われば、生物もそれに適応する為、変わって行くのが「進化」で、新種のイルカぐらい生まれ

          科学だけが現実ではないらしい

          昨日、ある情報番組で、植物に水を与えずにいたり、近くて゛、植物を切る音を立てたり、していると、我々には、聞こえない程の微弱な音(マイクロ波)を、植物が発する事が研究の結果判明しているらしです。 どこかメルヘンチックな夢物語のように聞こえますが、 そもそも僕は、そんな研究が行われている事も、そんな研究成果が分かった事も、知らなかったから、それが「夢物語」か?科学的か?判断しようがない。 たとえ、どんな科学オタクだって、今、どんな科学研究が行われ、何が判明しているか?全てを把握

          科学だけが現実ではないらしい

          「世界」という勘違い

          先週、ボイジャー1号の通信トラブルが、一部復旧したという報道が、有りました。 これは、僕には、なかなか面白いニュースに思えた。  我々は、日頃、見たり、触れたり出来て、確認できるものだけを「存在・実存」とか「実態」等と認識しているが、 そもそも僕は、そんな通信トラブルが、有った事すら知らなかったから、僕にとって「通信トラブル」は、無かったも同然だ。 この状況をそのボイジャーに当てはめて考えると、なかなか面白いと思うので、検証してみます。  そもそも、ボイジャーは「惑星

          「世界」という勘違い

          断捨離の極意

          この三連休を、だらだらと過ごしてしまったので、最終日の今日ぐらい有意義に過ごそうと、本棚の断捨離に取り組んでみましたが、 本の処分は、以外と難しい。棚に学生の頃の古い本をみつければ、30年以上も捨てずに、置いてあるのは、何故だっけ?等と、いちいち手が止まり、はかどらない。 また、久しく見てない古いアルバム等見つけようものなら、又、手が止まり、本棚に並んだ全てが、愛おしくなる。どうせ全てを骨壺に収まらない事は分かっていたって、なかなか捨てられない。 きっとピラミッドや古墳が